フレンチ・オープン準優勝者フワリンスカはマッチポイントで足首を負傷したあと逆転負け「少し泣いてから気持ちを切り替える」 [ウインブルドン]

写真は第2セット5-2から逆転負けを喫したマヤ・フワリンスカ(ポーランド)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月29日~7月12日/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第20シードのマヤ・フワリンスカ(ポーランド)が予選勝者のマナンチャヤ・サワンケーオ(タイ)に6-2 5-7 2-6で逆転負けを喫した。

 5-0と好スタートを切ったフワリンスカは第1セットを先取したが、サワンケーオが2-5から逆転して第2セットを取り返すと第3セット0-2から最後の6ゲームを連取して2時間41分でグランドスラム本戦初勝利を挙げた。

 第2セット5-2からのレシーブゲーム30-40の場面で足を滑らせて右足首を痛めたフワリンスカはメディカルタイムアウトを取って治療を受けたあとプレーを続けたが、それ以降は守勢に回って終盤は一方的な展開となった。

 予選から出場したフレンチ・オープンで準優勝を飾って世界ランク114位から21位に躍進した24歳のフワリンスカはウインブルドンのエントリー締め切りに間に合っていなかったため予選をプレーする予定になっていたが、大会側からワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取りシード選手として本戦の舞台に立っていた。

 前哨戦でプレーしなかったフワリンスカにとってこれがミルラ・アンドレエワ(ロシア)に対するフレンチ・オープン決勝以来の試合だったのに対し、サワンケーオはWTA125大会と予選を含めてグラスコートで9試合をこなしていた。

「第2セットの終盤に全身にケイレンが起き始めたの。単なる身体的な問題ではなかったと思う」とフワリンスカは試合後の記者会見で明かした。

「ウインブルドン前のストレスと濃密な時期が影響したと感じている。万全な準備ができていなかった。キャリアでもっとも厳しい試合のひとつだった。暫く泣いて、それから気持ちを切り替えるわ」

 フワリンスカはジンヤ・クラウス(オーストリア)とのペアで女子ダブルスにもエントリーしているが、プレーするかどうかは足首の状態次第と話した。

 今大会最初のシードダウンを演じたサワンケーオは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したアリシア・デュードニー(イギリス)を6-3 6-3で破って勝ち上がったアリシア・パークス(アメリカ)と対戦する。

 同日にはランラーナ・タラルディー(タイ)も18歳のリリー・タガー(オーストリア)に7-6(3) 5-7 6-4で競り勝ったが、同種目で複数のタイ人選手が2回戦に進出したのは史上初となる。

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写真◎Getty Images

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