同日の3回戦で前年ファイナリストが揃って敗退、2025年準優勝者アニシモワに勝ったキーズは通算25回目のグランドスラム16強入り「凄く誇りに思う」 [ウインブルドン]

写真は試合後に握手を交わすマディソン・キーズ(アメリカ/左)とアマンダ・アニシモワ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月29日~7月12日/グラスコート)の女子シングルス3回戦で、第26シードのマディソン・キーズ(アメリカ)が自国の後輩で第6シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)に3-6 6-2 6-3で逆転勝利をおさめた。

 3-4から唯一のサービスダウンを喫して第1セットを落としたキーズは相手のサービスゲームを2度破って第2セットを取り返し、第3セット2-1からブレークしたリードを最後まで守りきって1時間15分で通算25回目となるグランドスラム16強入りを決めた。

 6-2 4-6 7-6(10-3)で競り勝ったソフィア・ケニン(アメリカ)に対する2回戦で相手の倍以上となる46本のアンフォーストエラーを犯したアニシモワは、この試合でもフォアハンドでの27本を含む42本(キーズは23本)と凡ミスを量産した。

「(25回目の16強入りは)凄く誇りに思う。こんな数字になるなんて信じられない気持ちだわ。若い頃から常に大会で上位争いができる選手でい続けるのが目標だったから」とキーズは試合後に語った。

「ブレークのチャンスを作り、それをできるだけ早くものにしたほうが勝つだろうと予想していた。45回もラリーが続くような試合にはならないと思っていた」

 前年の準優勝者を倒したキーズは次のラウンドで、第17シードのソラナ・シルステア(ルーマニア)を2-6 6-3 7-6(11-9)で破って勝ち上がった第9シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)と対戦する。

 昨年の大会に第13シードで臨んだ24歳のアニシモワは初めて四大大会の決勝を経験し、イガ・シフィオンテク(ポーランド)から1ゲームも奪えず敗れはしたがトップ10デビューを果たしていた。

 左手首のケガにも悩まれた今シーズンのアニシモワはここまで8大会でプレーし、15勝8敗の戦績で今大会を迎えていた。

「できる限りのことをやって一生懸命練習しているのに、まだこのレベルでいるのは本当に受け入れ難い。今日のテニスはあんな状態だったから、プレーしていて楽しくなかった」とアニシモワは歯がゆさを口にした。

「物凄く辛かった。私は自分が幸せでテニスを楽しんでいるときに自分のテニスができる。でもフォアハンドが1本の入らないような状態では苦しいだけだわ。どうすればいいかわからない。家に帰って少し時間を取り、どのように改善していくのか考える必要がある…」

 同日にはディフェンディング・チャンピオンで第3シードのシフィオンテクも第29シードのアレクサンドラ・イアラ(フィリピン)に6-7(9) 2-6で敗れており、前年の決勝進出者が揃って姿を消す事態となった。

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写真◎Getty Images

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