憧れの存在フェデラーが見守るセンターコートでイアラに勝ったパオリーニが2年ぶりにグランドスラム準々決勝に進出「試合中は意識しないように心がけていた」 [ウインブルドン]

写真は準優勝を飾った2024年大会以来のグランドスラム8強入りを決めたジャスミン・パオリーニ(イタリア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月29日~7月12日/グラスコート)の女子シングルス4回戦で、第13シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)が第29シードのアレクサンドラ・イアラ(フィリピン)を6-4 4-6 6-3で振りきりベスト8進出を決めた。

 グランドスラム本戦でプレーするのが27回目となるパオリーニが同ラウンドで勝ち星を挙げたのは、準優勝を飾った2年前の同大会以来でキャリア3度目(3敗)となる。

 ワンブレーク差でセットを分け合ったあと第3セットはサービスキープで進んだが、パオリーニが3-3から最後の3ゲームを連取して2時間22分で勝利をもぎ取った。

 ふたりは2月にドバイの2回戦で一度顔を合わせており、イアラが6-1 7-6(5)で勝っていた。

 足首の問題に悩まされていたパオリーニはフレンチ・オープンの2回戦で敗れたあと大会前週のイーストボーンでグラスコートシーズンをスタートしたが、1回戦でタチアナ・マリア(ドイツ)に4-6 3-6で敗れていた。

 この試合が行われたセンターコートのロイヤルボックスには男子の最多記録となる8度の優勝を誇るロジャー・フェデラー(スイス)の姿があり、パオリーニは試合後のオンコートインタビューで「ロジャーに感謝したい。彼は私のアイドルなの」と照れながら話した。

「試合中は集中し、彼がここにいることを意識しないように心がけていた。彼がここでプレーした決勝や大会はすべて観てきたから…」

 前哨戦のスヘルトーヘンボスでツアー初優勝を飾っていた予選勝者のロビン・モンゴメリー(アメリカ)に対する1回戦の第1セットが0-6だった(0-6 6-4 7-5で勝利)ことを指摘されたパオリーニは、「これより悪くなることはないと考えていた。プレーを重ねるごとによくなっていると感じている」と答えた。

「2026年はジェットコースターのようなシーズンだった。いろいろなことが学べたし、辛い時期もあったけど支えてくれるチームの皆と一緒に努力を続けてきて調子はよくなっている。私にとって一番大事なのはポジティブでいること、テニスを楽しむことよ。テニスが大好きだから感謝しているけど、楽しむことも大切だわ。それが私の強みだと思っている」

 パオリーニは次のラウンドで、予選勝者のアシュリン・クルーガー(アメリカ)を6-4 6-4で破って勝ち上がった第12シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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