大坂なおみにグラスコートで2連勝のムチョバがグランドスラム4大会すべてで準決勝に到達「No.1コートは今まで0勝3敗で相性がよくないんだけど…」 [ウインブルドン]

写真は初のベスト4進出を決めたカロリーナ・ムチョバ(チェコ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月29日~7月12日/グラスコート)の女子シングルス準々決勝で、第10シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)が第14シードの大坂なおみ(フリー)を7-6(4) 6-4で倒して初のベスト4進出を決めた。

 グランドスラム本戦プレーするのが28回目となるムチョバが同ラウンドを突破したのは2024年USオープン以来でキャリア5度目(3敗)となり、4つの大会すべてで勝ち星を挙げた。

 第4ゲームまでに2度先行されてその都度追いついたムチョバはタイブレークの末に第1セットを先取し、第2セット4-4から3度目のブレークに成功すると続くサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間40分で試合を締めくくった。

 ケガに苦しむキャリアを送ってきたムチョバは2月のドーハでキャリア最大のタイトルを獲得したあと大会前週のバート ホンブルクで今季2勝目を挙げており、連勝を「9」に伸ばした。

 両者はこれが7度目の対決だったが、グラスコートで2連勝を飾ったムチョバが4勝3敗と勝ち越した。元世界ナンバーワンの大坂がグランドスラム準々決勝を戦ったのは6度目だったが、初黒星を喫した。

 ウインブルドンでのムチョバは本戦デビューだった2019年と21年(2020年はコロナ禍で開催中止)に8強入りしていたが、22年からは4年連続で初戦敗退に終わっていた。

「この雰囲気の中で勝てて凄くうれしい。今までNo.1コートでは0勝3敗で相性がよくないんだけど、今日はやっと勝てて本当によかったわ」とムチョバは試合後のオンコートインタビューで語った。

「かなり緊張していた。彼女(大坂)は素晴らしいアスリートだわ。何度も対戦したし、1週間前にもプレーしていたからお互いによくしていて集中力を切らしてはいけないとわかっていた。少しでもチャンスを与えてしまうと彼女がそれをものにして流れが変わってしまうから」

 ムチョバは次のラウンドで、自国の先輩で第4シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を4-6 6-3 6-3で破って勝ち上がった第7シードのココ・ガウフ(アメリカ)と対戦する。

 ふたりは過去7戦してガウフが6勝しているが、最後にプレーした4月のシュツットガルト準々決勝ではムチョバが初勝利(6-3 5-7 6-3)を挙げている。

 昨シーズンの大坂はグラスコートで3勝3敗と大きな成果を上げられなかったが、今季は前週のバート ホンブルクで4試合を勝ち抜いたあとムチョバに対する決勝を足のケガで途中棄権を強いられたが同サーフェスでの自己最高成績をマークしていた。

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写真◎Getty Images

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