ウインブルドン史上最長の準々決勝を制した39歳ジョコビッチが中2日で前年にストレート負けを喫したシナー戦へ「子供たちには帰って寝るように言ったんだけど…」

写真はウインブルドン史上最長の準々決勝で勝利をおさめたノバク・ジョコビッチ(セルビア)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月29日~7月12日/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第7シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第3シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に7-6(10) 3-6 6-3 6-7(4) 7-6(10-4)で競り勝った。

 セットカウント2-1で迎えた第4セットで2-1からラブゲームでブレークされたジョコビッチはタイブレークの末に第4セットを落としたが、すべてサービスキープでもつれ込んだ第5セットの10ポイントタイブレーク7-4から最後の3ポイントを連取して死闘に終止符を打った。

 試合時間5時間15分は今大会の最長試合で、ウインブルドンの準々決勝でもっとも長い試合となった。

 ふたりはATPポイントがかかった試合では2022年5月にATPマスターズ1000のローマ準々決勝で一度プレーしており、ジョコビッチが7-5 7-6(1)で勝っていた。

「こういう瞬間のために僕はまだテニスを続けている。これが決勝だったらよかったと思うよ。もしそうなら明日に体がどうなっているか心配する必要がないからね。とにかく勝てて本当によかった」と39歳のジョコビッチは試合後のオンコートインタビューで語った。

「実は第4セットの前に子供たちには帰って寝るように言ったんだけど、言うことを聞かなかったんだ。子供たちが残ってくれていてよかったと思う。キャリア最高と言っていいような試合だったから」

 マーガレット・コート(オーストラリア)に並ぶシングルス最多記録となる24回の四大大会制覇を果たしているジョコビッチだが、2023年USオープンを最後にタイトルから遠ざかっている。

「この年齢になっても自分より15歳も若い選手たちと互角に戦い、ギリギリのスコアで勝つことができる。もちろんある意味で本当にうれしい驚きだ」とジョコビッチは試合後の記者会見で話した。

「でも同時に僕は常に自分に高い期待を抱いている。自分に厳しく自己批判することもある。その一方でこのような瞬間を楽しむことも心掛けている」

 ジョコビッチは3日後に行われる予定の準決勝で、36歳のヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を7-5 7-6(4) 6-3で破って勝ち上がったディフェンディング・チャンピオンで第1シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。

 ふたりは昨年の大会でも同じラウンドで対決しており、シナーが6-3 6-3 6-4で勝っている。

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写真◎Getty Images

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