チチパスが1回戦で5連敗中だったフィスから初勝利「期待を手放して戦士のように戦った」 [USオープン]

写真は1回戦で今季3度目の対トップ10勝利を挙げたステファノス・チチパス(ギリシャ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、第10シードのアルトゥール・フィス(フランス)が元世界ランク3位のステファノス・チチパス(ギリシャ)に6-4 6-7(3) 1-6 4-6で敗れた。

 4-5から初のサービスダウンを喫して第1セットを落としたチチパスは3-5からブレークバックした末に持ち込んだタイブレークを制して第2セットを取り返し、続く2セットを連取して2時間54分で今季3度目の対トップ10勝利をもぎ取った。

 第2セット終盤にエネルギーが落ちたことを悔やんだフィスは第4セット第1ゲームでブレークされた瞬間にラケットを叩き折った直後に追いついたが、ふたたび突き放したチチパスが最初のサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして試合を締めくくった。

 22歳のフィスは前哨戦のシンシナティでキャリア最大のタイトルを獲得していたが、連勝は「6」でストップした。ふたりは3月にマイアミの3回戦でプレーしてフィスが6-0 6-1で圧勝していたが、5連敗中だったチチパスが初勝利を挙げた。

 慢性的な背中のケガに悩まされて世界ランクを80位台まで落としていたチチパスは長年コーチを務めてきた父であるアポストロス氏とのパートナーシップを解消してウインブルドン前の6月末からパトリック・ムラトグルー氏とアカデミーのコーチにサポートを受けており、今大会にはムラトグルー氏も現地入りしてチチパスを支えている。

「言葉が出ない。何と言っていいかわからない。素晴らしいスタートを切ることができた」とチチパスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「このような試合では心理戦が非常に重要になってくる。冷静さを保ち、自分のプレーを積み重ねていくことが大事なんだ。だから期待は手放し、ただギリシャの戦士のように戦えたおかげだと思う」

 シードダウンを演じたチチパスは次のラウンドで、前日にワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した18歳のジャック・ケネディ(アメリカ)を6-4 6-2 6-2で破って勝ち上がった予選勝者のロイド・ハリス(南アフリカ)と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles