土壇場でワイルドカード獲得のワウリンカが2016年に優勝したUSオープンで現役最後のグランドスラム大会をプレー「本当に感謝している」

写真は試合後のセレモニーで記念品を受け取ったスタン・ワウリンカ(スイス/中央)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、2016年大会チャンピオンのスタン・ワウリンカ(スイス)はマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に6-7(4) 6-7(3) 0-6で敗れた。

 申請していた本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)が認められなかったワウリンカは一度不参加が決まっていたが、同種目最後の1枠を受け取っていたパトリック・キプソン(アメリカ)がケガを理由に出場を取り消したたチャンスを手にしていた。

 5-6からブレークポイントを凌いだベレッティーニはタイブレークの末に第1セットを先取し、第2セット3-5から巻き返してふたたびもつれ込んだタイブレークを制したあと最後の6ゲームを連取して2時間54分で勝利を決めた。

 41歳のワウリンカは今季限りで引退する意向を表明しており、これが現役選手としてグランドスラム大会でプレーする最後の試合(通算160勝75敗)となった。

 2003年にプロ入りしたワウリンカはシングルスでウインブルドン以外のグランドスラム3大会を含むツアー通算16勝(準優勝15回)を挙げ、2014年1月に世界ランク自己最高3位をマークした。

 試合後にはワウリンカの功績を称えるセレモニーが行われ、ワウリンカは「初めてニューヨークに来たのは20年ほど前だけど、そのときのことを覚えている。ニューヨークの雰囲気と大会のエネルギーを感じて感動したよ」と語った。

「ここでは最高のテニスをする方法を見つけることができた。41歳までプレーを続けることができたのは皆さんの応援を感じることができたからだ。本当に感謝している」

「ワイルドカードは本当に有難かった。(現役最後のシーズンに)4つのグランドスラム大会すべてでプレーしておきたかったから、このチャンスを貰えたことは僕にとって非常に重要なことだったんだ」

 ベレッティーニは次のラウンドで、前日に20回目の出場で4度(2011年、15年、18年、23年)タイトルを獲得した実績を持つ第4シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を7-6(5) 5-7 4-6 6-2 6-1で倒す番狂わせを演じて勝ち上がったマリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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