希代のショーマン、40歳モンフィスがティエンに対するUSオープン2回戦で現役最後のグランドスラム大会を終了「皆さんが注いでくれた温かい愛情は決して忘れない」

写真は2回戦を戦い終えたガエル・モンフィス(フランス/左)とラーナー・ティエン(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、第14シードのラーナー・ティエン(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した40歳のガエル・モンフィス(フランス)を6-3 6-4 6-3で下してベスト32に進出した。

 63%入ったファーストサーブで8割のポイントを取ったティエンは試合を通して直面した8度のブレークポイントをすべてセーブし、相手のサービスゲームを合計4度破って2時間17分で勝利を決めた。

 モンフィスは前哨戦のモントリオール2回戦でティエンに3-6 6-0 3-6で敗れていたが、20歳のティエンが試合後に一般のファンに交じってサインを求めると笑顔で応えていた。

 ティエンは次のラウンドで、予選勝者のユーリ・ロディオノフ(オーストリア)を6-3 3-6 6-2 6-3で破って勝ち上がった第17シードのヤクブ・メンシク(チェコ)と対戦する。

 グランドスラム大会で2008年フレンチ・オープンと16年全米で自己最高のベスト4をマークしたモンフィスは今季限りで引退する意向を表明しており、これが現役選手として四大大会でプレーする最後の試合(シングルス通算131勝69敗)となった。

 2004年にプロ入りしたモンフィスはシングルスでツアー通算13勝(準優勝22回)を挙げ、2016年11月に世界ランク自己最高6位をマークした。

 試合後にはモンフィスの功績を称えるセレモニーが行われ、モンフィスは「皆さん、本当にありがとう。長い道のりだった。ここにはジュニア時代の2003年に初めて来たけど、2026年にこうしてここにいる。皆さんの愛を感じたよ」とファンに向けて感謝の意を述べた。

「こんなにも長く皆さんの前でプレーできたのは物凄く光栄だった。ベストを尽くして最高のプレーをしようと努力したけど、同時に素晴らしいショーを披露したいと思っていた。皆さんが注いでくれた温かい愛情は決して忘れない」

 試合後の記者会見で引退後のキャリアについて聞かれたモンフィスは、「金融業界で働く予定で、スイスの企業で資産運用の仕事に就く契約を済ませているんだ」と意外なプランを明かした。

「だから次のキャリアはオフィスワーク、金融業界での仕事になる」

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写真◎Getty Images

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