21歳ブロックスが本戦デビューのUSオープンでグランドスラム準々決勝の舞台へ進撃「クレイジーだ」

写真は4度目のグランドスラム本戦で8強入りを果たしたアレクサンダー・ブロックス(ベルギー)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月30日~9月13日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第28シードのアレクサンダー・ブロックス(ベルギー)が第24シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)を6-3 4-6 7-5 7-5で倒してベスト8進出を果たした。

 最初の2ゲームがブレークで始まった第1セットを先取したブロックスは2-2から2度目のサービスダウンを喫して第2セットを取り返されたが、競り合いながらも続く2セットを連取して3時間16分で勝利をもぎ取った。

 9度目のグランドスラム参戦となる21歳のブロックスが本戦でプレーするのは今回が4度目に過ぎず、5月にフレンチ・オープンで2回戦に進出したのがこれまでの最高成績だった。全米は昨年が初出場だったが、予選2回戦で敗れていた。

 ふたりは4月にマドリッドの4回戦で一度顔を合わせており、ブロックスが7-6(8) 6-2で勝っていた。

 試合を通して36本のウィナーを決めたブロックスは第1セット3-2のチェンジエンドでメディカルタイムアウトを取って治療を受けたが、試合後のオンコートインタビューで「2ゲーム目から肋骨に鋭い痛みを感じ始めていた。とにかく耐えるしかなかった」と明かした。

「第1セットは6-3で取ったけど、結果は逆だったかもしれない。あとで医師から魔法のような薬を貰い、それが効いてプレーを続けることができたんだ。第3セット終盤には随分よくなり、痛みはほとんど感じなかった」

「今朝のウォーミングアップで初めてこのコート(アーサー・アッシュ・スタジアム)に足を踏み入れたんだけど、現実ではないような感覚だった。だからそこで実際に試合をして、しかも勝つことができたなんてクレイジーだよ」

 1月にトップ100デビューしたブロックスは5月にATPマスターズ1000大会のマドリッドで4強入りして50位以内に入ったが、今回の活躍でランキングの動向をリアルタイムで伝えるATPライブランキングで自己最高の26位に浮上した。

 昨年のNext Gen ATPファイナルズに出場したメンバーで今シーズンにトップ30に食い込んだのは、現在13位のラファエル・ホダル(スペイン)に次いで2人目となる。

 ブロックスは次のラウンドで、第14シードのラーナー・ティエン(アメリカ)を7-5 4-6 6-7(6) 6-1 6-4で破って勝ち上がったカレン・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles