大接戦を制したブロックスがティエンにダブルス決勝の借りを返してジュニア男子シングルス優勝 [オーストラリアン・オープン]

写真はジュニア男子シングルスで優勝を飾ったアレクサンダー・ブロックス(ベルギー/左)と準優勝のラーナー・ティエン(アメリカ)(Getty Images)


 今年最初のグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・ビクトリア州メルボルン/本戦1月16~29日/ハードコート)のジュニア男子シングルス決勝で、第3シードのアレクサンダー・ブロックス(ベルギー)がノーシードから勝ち上がってきたラーナー・ティエン(アメリカ)に6-1 2-6 7-6(11-9)で競り勝ちチャンピオンに輝いた。

 お互いにセットを取り合って迎えた第3セットはサービスキープで進み、もつれ込んだ10ポイントタイブレークでブロックスが3度目のチャンピオンシップポイントをものにして2時間9分の激闘を締めくくった。

 ふたりは前日にダブルス決勝で対決しており、第7シードのティエン/クーパー・ウイリアムズ(アメリカ)が第1シードのブロックス/ジョアン・フォンセカ(ブラジル)を6-4 6-4で破って優勝を飾っていた。

 2022年フレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)から4大会連続出場となった17歳のブロックスは、USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)でのベスト8がこれまでの最高成績だった。ブロックスはこのあと男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten」でファイナルズ予選を戦うベルギー代表チームに帯同し、練習相手などのサポートをするため韓国に向かう予定になっている。

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写真◎Getty Images

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