グランドスラム決勝進出経験者同士の初対決、フェルナンデスがフワリンスカに逆転勝利でキャリア9度目のツアー決勝進出「最初は少しショックを受けて…」 [シンガポール・オープン]

写真はナショナルバンク・オープンでのレイラ・フェルナンデス(カナダ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「シンガポール・テニスオープン」(WTA500/シンガポール・シンガポール/9月21~27日/賞金総額120万6446ドル/室内ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第6シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)が第5シードのマヤ・フワリンスカ(ポーランド)に1-6 6-4 6-2で逆転勝利をおさめた。

 一度もサービスキープができずに第1セットを落としたフェルナンデスはワンブレークずつで迎えた3-4から3ゲームを連取して第2セットを取り返し、第3セットで相手のサービスゲームを2度破って2時間8分で試合を締めくくった。

 同じ24歳のふたりはともにグランドスラム大会で決勝に進出した実績(フェルナンデス:2021年全米、フワリンスカ:26年全仏)を持つが、直対決は今回が初めてだった。

「マヤは本当に素晴らしい選手だわ。同じボールを続けて打ってこないから非常にやり難い…。厳しい試合になると思っていたけど、最初のほうは少しショックを受けてフラストレーションを感じてしまった」とフェルナンデスは試合後のオンコートインタビューで語った。

「でも観客の皆さんが応援してくれたおかげで第2セットでは気持ちを切り替えることができた。皆さんの応援がなければ決勝に勝ち進むことはできなかったと感じている」

 フェルナンデスはキャリア9度目のツアー決勝で、前日にタチアナ・プロゾロワ(ロシア)が棄権したため不戦勝で勝ち上がっていたタリア・ギブソン(オーストラリア)と対戦する。

 プロゾロワはシングルスで3時間を超える戦いに勝って4強入りを決めたあとソフィア・ランセレ(ロシア)とのダブルスで第3シードの加藤未唯(ザイマックスグループ)/エレン・ペレス(オーストラリア)に対する準々決勝に臨んだが、第2セット第8ゲーム(加藤/ペレスから7-5 5-2)で加藤の打ったスマッシュが顔面に直撃するアクシデントに見舞われていた。

 女子テニス協会(WTA)の医療スタッフによる脳震盪のプロトコルが適用されたがシングルスで疲れていたプロゾロワはチェックをクリアできずにダブルスはそのまま途中棄権となり、翌日のシングルスも不戦敗となることが決定していた。

 プロゾロワ自身は疲れていただけで問題ないと裁定に抗議したが、脳震盪は軽視すると命に係わる危険性を秘めているためWTA側は適正な判断だったと主張している。

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写真◎Getty Images

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