ルバキナが世界1位としての初戦で118位チャラエワに逆転負け「今日は本当に厳しい1日だった」 [チャイナ・オープン]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「チャイナ・オープン」(WTA1000/中国・北京/9月30日~10月11日/賞金総額941万5725ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)がアリナ・チャラエワ(アルメニア)に3-6 6-4 6-3で逆転負けを喫した。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ルバキナはこれが世界ナンバーワンとしての初戦だった。世界ランク118位のチャラエワは、WTAランキングが創設された1975年以降で世界1位に勝ったもっともランキングの低い選手となった。

 USオープンで3度目のグランドスラム制覇を果たしたルバキナは足首のケガを抱えながらプレーを続けていたため、メンバー入りしていたビリージーンキングカップのカザフスタン代表チームを離脱して今大会を迎えていた。

 ワンブレーク差でセットを落としたチャラエワは1-2からブレークバックした末に第2セットを取り返し、第3セット3-2から相手のサービスゲームを破ると最初のサービング・フォー・ザ・マッチをきっちりキープして2時間11分でキャリア最大の勝利をもぎ取った。

「言葉が出てこない…。信じられないわ」と24歳のチャラエワは試合後のオンコートインタビューで語った。

「言うまでもなくエレーナは素晴らしい選手だし、グランドスラム2大会を制して本当にいいシーズンを送っている。私にとっては夢が叶ったような気分よ。精神的に強くあり続け、どこかで必ず流れを変えることができると信じていた」

 ツアーレベル17試合目で金星を挙げたチャラエワは次のラウンドで、第31シードのワン・シンユー(中国)を6-3 6-2で破って勝ち上がったソネイ・カルテル(イギリス)と対戦する。

 世界1位としての初戦で勝てなかった女子選手は2019年2月にドバイ2回戦でクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)に3-6 3-6で敗れた大坂なおみ(フリー)以来で、ルバキナがWTAツアー史上2人目となる。

「今日は本当に厳しい1日だった。USオープンで優勝したあとはいろいろと忙しく、十分に眠ってしっかりと回復することができなかった」とルバキナは試合後の記者会見で打ち明けた。

「素晴らしい試合をしたアリナにおめでとうと伝えたい。私は試合終盤で少し足に違和感を感じたから、少し休んで今後のことについて考えようと思っている」

 この日プレーしたルバキナ以外のトップ10プレーヤーは2024年大会チャンピオンで第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)、第6シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、23年大会優勝者で第8シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が揃って初戦を突破した。

 そのほかの試合では第9シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)、第10シードのイバ・ヨビッチ(アメリカ)、第13シードのエリース・メルテンス(ベルギー)、第18シードのマリー・ブーズコバ(チェコ)、第21シードのアン・リー(アメリカ)、第24シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)、第25シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)、第30シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したパリ五輪金メダリストのジェン・チンウェン(中国)、カミラ・ラヒモワ(ウズベキスタン)、ワイルドカードを得て参戦したスン・シンラン(中国)が3回戦に駒を進めた。

 第15シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)がジェンに7-6(4) 4-6 0-3とリードされた時点で棄権したほか、ラヒモワが第23シードのレイラ・フェルナンデス(カナダ)を6-2 4-6 6-3で振りきり、ジュニア世界ナンバーワンで16歳のスンは第27シードのクリスティーナ・ブクサ(スペイン)を6-4 7-5で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

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写真◎Getty Images

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