通算10度目のマッチポイントをものにしたアン・リーが2回戦でサバレンカを倒す番狂わせ「クレイジーな試合だった」 [武漢オープン]

写真は2回戦を戦い終えたアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ/左)とアン・リー(アメリカ)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「Dongfeng Voyah武漢オープン」(WTA1000/中国・湖北省武漢/10月12~18日/賞金総額408万8211ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がアン・リー(アメリカ)に6-3 4-6 6-7(5)で逆転負けを喫した。

 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、サバレンカはこの試合が初戦だった。同大会に3年連続5度目の出場となる28歳のサバレンカは過去3度タイトルを獲得(2018~19年、24年)しているが、初の初戦敗退で2敗目(20勝)を喫した。

 ワンブレーク差で第1セットを落としたリーは2-4から4ゲームを連取して第2セットを取り返し、第3セット5-2から5-5に追いつかれたあともつれ込んだタイブレークで迎えた通算10度目のマッチポイントをものにして2時間27分で競り勝った。

 26歳のリーが対トップ10勝利を挙げたのはキャリア3度目だが、世界ランク2位のサバレンカはこれまでに勝った最高位の選手となる。

「クレイジーな試合だった。立ち上がりにはあまりいいプレーができていなかった」とリーは試合後のオンコートインタビューで語った。

「マッチポイントがたくさんあった。チャンスを逃した場面もあったけど、彼女(サバレンカ)がいいプレーをしていた。私はただ1ポイントずつに集中し、アグレッシブにプレーしようと心掛けていた」

 金星を挙げたリーは次のラウンドで、ダリア・スニーグル(ウクライナ)を7-5 6-3で破って勝ち上がったジャニス・チェン(インドネシア)と対戦する。

 サバレンカは3月に『サンシャイン・ダブル(インディアンウェルズとマイアミのWTA1000シリーズ連続優勝)』を達成するなど今季前半のハードコートで23勝1敗と圧倒的な戦績を残したが、8月以降にプレーしたWTA1000シリーズ4大会では5勝4敗と低迷している。

 この日初戦に臨んだサバレンカ以外の上位シード勢は第5シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)&第6シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)&第7シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)&第10シードのイバ・ヨビッチ(アメリカ)が勝ち進んだが、前年の準優勝者で第2シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と第9シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)は敗れた。

 エレナ・オスタペンコ(ラトビア)がペグラに2-6 7-6(7) 6-3で逆転勝利をおさめ、ソネイ・カルテル(イギリス)はベンチッチを6-0 7-5で倒してそれぞれシードダウンを演じた。

 そのほかの試合では第11シードのディアナ・シュナイダー(ロシア)、第15シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)、第16シードのマヤ・フワリンスカ(ポーランド)、レイラ・フェルナンデス(カナダ)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のアシュリン・クルーガー(アメリカ)、ワイルドカードで出場したグオ・ハンユー(中国)が3回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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