初戦で錦織を倒したキツマノビッチがATPツアー初タイトルを獲得 [ジェネラリ・オープン]

ATPツアー公式戦の「ジェネラリ・オープン」(ATP250/オーストリア・キッツビューエル/9月8~13日/賞金総額40万355ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)が予選勝者のヤニック・ハンフマン(ドイツ)を6-4 6-4で下し、ATPツアー初優勝を果たした。試合時間は1時間16分。

 キツマノビッチは昨年6月にアンタルヤ(ATP250/グラスコート)で初めてツアー決勝に進出したが、ロレンツォ・ソネゴ(イタリア)に敗れて準優勝に終わっていた。21歳のキツマノビッチは2016年のジュニア世界ナンバーワンで、2015年と16年のオレンジボウル(ITFグレードA/クレーコート)で2連覇を果たした実績を持っている。

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 両者は今回が初対戦。28歳のハンフマン2017年7月のグスタード(ATP250/クレーコート)以来のツアー決勝だったが、初タイトルには届かなかった。

 今大会でのキツマノビッチは、1回戦で第6シードの錦織圭(日清食品)を4-6 6-4 6-2で、2回戦でジョーダン・トンプソン(オーストラリア)を6-2 6-2で、準々決勝で予選勝者のフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)を6-4 6-7(5) 7-5で、準決勝では予選勝者のマルク アンドレア・ヒュスラー(スイス)を6-2 5-7 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 ダブルス決勝も行われ、第4シードのオースティン・クライチェク(アメリカ)/フランコ・スクゴール(クロアチア)が第1シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)に7-6(5) 7-5で競り勝った。(テニスマガジン)

※写真は5月にフロリダ州ウェストパームビーチで行われたエキシビション大会でのミオミル・キツマノビッチ(セルビア)(Getty Images)

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