バーティ初戦敗退で世界1位の座を失うか、それとも大坂が再浮上するか [ロジャーズ・カップ]

カナダ・トロントで開催されている「ロジャーズ・カップ」(WTAプレミア5/8月5~11日/賞金総額283万ドル/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、 世界1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)がソフィア・ケニン(アメリカ)に7-6(5) 3-6 4-6で敗れた。

 1回戦がBYEで免除されていた第1シードのバーティにとってはこれが初戦であり、この早期敗退で世界ランク1位の座が危険にさらされることになった。

 現世界2位の大坂なおみ(日清食品)は、水曜日の初戦に勝つことによってバーティを追い抜くことになる。21歳の大坂は、タチアナ・マリア(ドイツ)に対する試合で大会をスタートさせる。

 第7シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)、そしてビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)のスターたちもまた、初戦で苦杯をなめた。

 7度グランドスラム大会を制した39歳のビーナスは、火曜日に行われた1回戦でカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)に4-6 2-6で敗れた。世界26位のスアレス ナバロは、56位のビーナスに対する5連敗に終止符を打った。

 第7シードのスティーブンスは初戦だった2回戦で、21歳で予選から勝ち上がってきたマリー・ブーズコバ(チェコ)に2-6 5-7で不覚をとった。

 ドナ・ベキッチ(クロアチア)、アリソン・リスク(アメリカ)、カテリーナ・シニアコバ(チェコ)、ジャン・シューアイ(中国)、イガ・シフィオンテク(ポーランド)、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)は1回戦に勝って、2回戦に駒を進めた。 アレクサンドロワは日本の土居美咲(ミキハウス)を6-2 6-2で下した。

 また、地元勢対決となった1回戦で、19歳のビアンカ・アンドレスク(カナダ)がユージェニー・ブシャール(カナダ)を4-6 6-1 6-4で下した。アンドレスクは5月のフレンチ・オープンで肩の故障を悪化させて以来、戦線を離脱しており、これが復帰第1戦だった。

 アンドレスクは2回戦で、ダリア・カサキナ(ロシア)と対戦する。カサキナは月曜日の夜に、第12シードのアンジェリック・ケルバー(ドイツ)を倒す番狂わせを演じていた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は試合後のアシュリー・バーティ(オーストラリア/右)とソフィア・ケネン(アメリカ)
TORONTO, ON - AUGUST 06: Sofia Kenin of the United States shakes hands with Ashleigh Barty of Australia following a first round match on Day 4 of the Rogers Cup at Aviva Centre on August 06, 2019 in Toronto, Canada. (Photo by Vaughn Ridley/Getty Images)

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