世界5位のバーテンズが今季4度目の決勝進出 [パレルモ女子オープン]

WTAツアー公式戦の「パレルモ女子オープン」(WTAインターナショナル/イタリア・パレルモ/7月22~28日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス準決勝で、第1シードのキキ・バーテンズ(オランダ)がパウラ・バドーサ(スペイン)を6-1 7-5で倒し、決勝に駒を進めた。

 21歳のバドーサにとって、これはWTAの大会で初めての準決勝だった。

 ストレートで決まりはしたが、試合の終盤には最後の山場があった。バーテンズは自分のサービスゲームで40-0としたがそこから追い上げられ、6度のデュースとブレークポイントの末に最終的にキープして試合を締めくくった。

2019年WTAツアー表彰写真|PHOTOアルバム

 バーテンズは第1シードであることのプレッシャーについて、「だんだん慣れてきてはいるけれど、よい成績を挙げなければならないプレッシャーのある大会というのは私にとっては今でもチャレンジなの」と話し、「プレッシャーに対処し、決勝まで勝ち残ることができてうれしいわ」と安堵の気持を吐露した。

 一方、第8シードのジル・タイヒマン(スイス)はもうひとつの準決勝で、ラッキールーザー(予選敗退後、本戦に繰り上がり出場)から勝ち上がってきたリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を6-3 6-1で退けた。

 このクレーコート大会は、5年の不在のあとにWTAツアーに復活した。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はマドリッドの大会でのキキ・バーテンズ(オランダ)
MADRID, SPAIN - MAY 11: Kiki Bertens of The Netherlands during the ladies singles final against Simona Halep of Romania during day eight of the Mutua Madrid Open at La Caja Magica on May 11, 2019 in Madrid, Spain. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles