令和最初の“全小”開幕、男女ベスト32が決定 [第37回全国小学生]
日本テニス協会(JTA)が主催する「第37回 第一生命 全国小学生テニス選手権大会」(東京都世田谷区・第一生命相娯園グラウンドテニスコート/7月27~30日/クレーコート)の大会1日目、27日(土)は男女シングルス1回戦と男子シングルス2回戦が行われた。
小学生ナンバーワンを決める「全小」。大会1日目は前夜の雨天によるコート不良に伴い第1試合が1時間ほど遅れ、その後の天候悪化も考慮して試合形式が3セットマッチから8ゲームズプロセットマッチ(ノーアドバンテージ)へと変更された。
男子は上位16シードのうち11人が初戦突破。全国選抜ジュニア覇者で第1シードの畑泰成(草加市立氷川小)や同大会準優勝で第2シードの永田瞬(堺市立八上小)ら上位シードは揃って勝利を手にした。
男子シングルスは今大会、本来出場資格を得るべき2名の選手が選考リストから漏れていたことがドロー決定後にわかり、計66名のリドローによる開催となった。
大会初日に2試合を戦った横堀陽太郎(新潟市立坂井東小)は、1回戦で西山依吹(熊本市立秋津小)を8-0、続く2回戦は第12シードの中前孝至朗(堺市立西陶器小)を8-3で破ってベスト32入り。同じく1回戦から登場した田畑遼(仙台市立大和小)も2連勝を挙げた。
横堀は昨年の全小では1回戦負けに終わり、全国大会での勝利に飢えていた。幸先よく初戦に勝利すると、2戦目も思い切りのいいショットを連発。午後から気温も上昇する中、最後まで集中が途切れることはなかった。「1試合目は調子もよかったし、初めてシードを倒すこともできてうれしい」と手応えを口にした。
一方、女子のシード勢は順調な滑り出しを見せた。出場者の中でただひとり、先の全国選抜ジュニア4強入りを果たした第1シードの熊谷帆夏(藤沢市立天神小)らを筆頭に、16シードのうち15名が2回戦に進出した。
第2シードの長谷川汎奈(横浜市立日限山小)は市岡梓奈(さいたま市立大門小)との打ち合いを制して8-4で勝利。市岡の粘り強さに苦戦したものの、最後まで強気な姿勢を貫いた。初戦の緊張、上位シードのプレッシャーもあったが、この第1関門クリアで「少し気持ちも楽になった」と安堵の表情を浮かべた。
7月28日(日)の大会2日目は、男女ともに2回戦が行われる。試合開始時間は9時予定。
(テニスマガジン編集部)
※トップ写真は、大会初日に2勝を挙げた横堀陽太郎(新潟市立坂井東小)(撮影◎BBM)
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