ファンクォトがデ グロートとのダブルスを制して2冠目を獲得 [ウインブルドン・車いすの部]

今年3大会目のグランドスラム「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦7月1~14日/グラスコート)の車いすの部の女子ダブルス決勝で、第1シードのディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)が第2シードのマジョレーン・バイス(オランダ)/ジウリア・カポッチ(イタリア)を6-1 6-1で下し、優勝を果たした。試合時間は1時間3分。

 ファンクォトとデ グロートは、今季8大会目のダブルス出場。同ペアでのグランドスラムでのタイトル獲得は1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)から3大会連続となり、通算4度目の栄冠に輝いた。

 今大会でのデ グロート/ファンクォトは、1回戦で上地結衣(三井住友銀行)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)を6-3 6-7(2) 6-1で破って勝ち上がっていた。

 ふたりは前日に行われたシングルス決勝で対戦しており、デ グロートを6-4 4-6 7-5で倒したファンクォトは単複2冠を達成した。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、ステファン・オルソン(スウェーデン)とデ グロートがシングルスでタイトル防衛に成功。ダブルスではアルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(ともにイギリス)が3連覇、上地はデ グロートと組んで5連覇を達成した。

※写真は車いすの部の女子ダブルスで優勝を果たしたアニーク・ファンクォト(オランダ/右)とディーダ・デ グロート(オランダ/左)
LONDON, ENGLAND - JULY 14: Diede De Groot of Netherlands and Aniek Van Koot of Netherlands pose with the trophy after winning their Ladies' Wheelchair Doubles Final match against Marjolein Buis of Netherlands and Giulia Capocci of Italy during Day thirteen of The Championships - Wimbledon 2019 at All England Lawn Tennis and Croquet Club on July 14, 2019 in London, England. (Photo by Matthias Hangst/Getty Images)

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