大坂なおみが2年ぶりの決勝進出に王手、ブレイディは今大会で初めてセット落とす [USオープン]

今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第4シードの大坂なおみ(日清食品)が第28シードのジェニファー・ブレイディ(アメリカ)と対戦し、タイブレークにもつれた第1セットは大坂が7-6(1)で先取した。

 両者は過去の対戦成績は、1勝1敗のイーブン。初対戦だった2014年10月のニューブラウンフェルズ(ITF5万ドル/ハードコート)の1回戦はブレイディが6-4 6-4で、2018年4月のチャールストン(WTAプレミア/クレーコート)の1回戦では大坂が6-4 6-4で勝っている。

USオープン2020|トーナメント表

 フラッシングメドウに5年連続出場となる22歳の大坂は、2018年に日本テニス史上初めてシングルスでグランドスラムのタイトルを獲得。決勝では、セレナ・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 6-4で倒して栄冠に輝いた。連覇に挑んだ昨年は、4回戦でベリンダ・ベンチッチ(スイス)に5-7 4-6で敗れていた。

 今大会での大坂は、1回戦で土居美咲(ミキハウス)を6-2 5-7 6-2で、2回戦でカミラ・ジョルジ(イタリア)を6-1 6-2で、3回戦で18歳のマルタ・コスチュク(ウクライナ)を6-3 6-7(4) 6-2で、4回戦で第14シードのアネット・コンタベイト(エストニア)を6-3 6-4で、準々決勝ではシェルビー・ロジャーズ(アメリカ)を6-3 6-4で破って4強入りを決めていた。

 2020年シーズンの大坂は新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックによる中断前の戦績が5勝3敗だったが、同会場で行われた前哨戦で準優勝とここまでの最高成績をおさめた。同大会では準決勝で左のハムストリングを負傷し、決勝を棄権していた。(テニスマガジン)

※写真は大坂なおみ(日清食品)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 10: Naomi Osaka of Japan returns the ball during her Women's Singles semifinal match against Jennifer Brady of the United States on Day Eleven of the 2020 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 10, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)

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