22歳の井上晴が国際大会初優勝、田沼諒太とのダブルスも制して単複2冠 [M15安城]

ITF(国際テニス連盟)の男子ツアー下部大会「ITF金泉男子テニスツアー」(ITFワールドテニスツアーM15/韓国・安城/6月24~30日/賞金総額1.5万ドル/室内クレーコート)のシングルス決勝で、井上晴(MTSテニスアリーナ三鷹)が第2シードのキム・チョンウィ(韓国)を6-4 6-0で下し、国際大会での初優勝を果たした。試合時間は1時間17分。

 今大会での井上は、1回戦で予選勝者のハヨン・ソン(韓国)を6-2 6-2で、2回戦で第5シードの田沼諒太(ワールド航空サービス)を6-2 6-2で、準々決勝でジャン・テイルアン(フランス)を7-5 4-6 6-3で、準決勝では第4シードのトーマス・ファンカット(オーストラリア)を7-5 7-6(6)で破って決勝進出を決めていた。

 田沼とのペアでダブルスにも出場した井上はノーシードから決勝に勝ち上がり、チョン・ヨンソク/パク・ウィソン(ともに韓国)の棄権による不戦勝でタイトルを獲得。井上は単複2冠を達成した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位

上位の試合結果

シングルス決勝

○6井上晴(MTSテニスアリーナ三鷹)6-4 6-0 ●32キム・チョンウィ(韓国)[2]

シングルス準決勝

○6井上晴(MTSテニスアリーナ三鷹)7-5 7-6(6) ●9トーマス・ファンカット(オーストラリア)[4]

○32キム・チョンウィ(韓国)[2] 6-1 6-4 ●17ケルシー・スティーブンソン(カナダ)[8]

シングルス準々決勝

○6井上晴(MTSテニスアリーナ三鷹)7-5 4-6 6-3 ●2ジャン・テイルアン(フランス)

○9トーマス・ファンカット(オーストラリア)[4] 7-6(6) 7-6(2) ●16オ・ソングク(韓国)[6]

○17ケルシー・スティーブンソン(カナダ)[8] 6-0 3-6 6-1 ●23メン・チン ヤン(台湾)

○32キム・チョンウィ(韓国)[2] 6-2 6-2 ●25ナ・ジョンウン(韓国)[7]

ダブルス決勝

○4井上晴/田沼諒太(MTSテニスアリーナ三鷹/ワールド航空サービス)不戦勝 ●13チョン・ヨンソク/パク・ウィソン(韓国)

ダブルス準決勝

○4井上晴/田沼諒太(MTSテニスアリーナ三鷹/ワールド航空サービス)7-6(4) 6-2 ●5ケルシー・スティーブンソン/ジョセフ W・バン ミーター(カナダ/アメリカ)[3]

○13チョン・ヨンソク/パク・ウィソン(韓国)7-5 7-6(8) ●11ハン・ソンヨン/イ・スンフン(韓国)

写真◎Getty Images

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