前週優勝の青山修子/クルニッチが初戦に勝利 [マヨルカ・オープン]

WTAツアー公式戦の「マヨルカ・オープン」(スペイン・マヨルカ島/6月17~23日/賞金総額25万ドル/グラスコート)のダブルス1回戦で、第4シードの青山修子(近藤乳業)/アレクサンドラ・クルニッチ(セルビア)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアリョーナ・ボルソバ(スペイン)/ワン・ヤファン(中国)を6-2 7-6(6)で下し、初戦を突破した。試合時間は1時間29分。

 クルニッチと青山は、今大会が2度目のダブルス出場。初めてペアを組んで臨んだ前週のスヘルトーヘンボス(WTAインターナショナル/グラスコート)では決勝でレスリー・ケルクホーフ/ビビアネ・スクーフス(ともにオランダ)を7-5 6-3で倒し、青山は2017年シーズン以来となるWTAツアー通算9勝目を挙げた。

 青山/クルニッチは準々決勝で、アレクサ・グラーチ(チリ)/サブリナ・サンタマリア(アメリカ)と加藤未唯(ザイマックス)/セニア・ノール(スイス)の勝者と対戦する。

 そのほかの日本勢は、二宮真琴(橋本総業ホールディングス)が2017年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)で4強入りしたレナタ・ボラコバ(チェコ)とのコンビでダブルスに出場しており、初戦の対戦相手は前週のノッティンガム(WTAインターナショナル/グラスコート)を制したデジレイ・クラブチェク(アメリカ)/ジュリアーナ・オルモス(メキシコ)となっている。

 シングルスの予選に出場していた奈良くるみ(安藤証券)は、予選決勝で第10シードのバルバラ・レプチェンコ(アメリカ)に4-6 6-2 0-6で敗れていた。

 マヨルカ・オープンはWTAインターナショナルに格付けされる大会で、シングルス32ドロー、ダブルス16ドローで争われる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Altは繰り上がり出場

予選結果|日本人選手

予選決勝

●5奈良くるみ(日本/安藤証券)[Alt] 4-6 6-2 0-6 ○8バルバラ・レプチェンコ(アメリカ)[10]

予選1回戦

○5奈良くるみ(日本/安藤証券)[Alt] 6-3 7-5 ●6ロサ・ビセンス マス(スペイン)[WC]

上位出場選手シード順位|シングルス

アンジェリック・ケルバー(ドイツ)[1]
アナスタシア・セバストワ(ラトビア)[2]
ベリンダ・ベンチッチ(スイス)[3]
エリース・メルテンス(ベルギー)[4]

※写真は昨年のウインブルドンでの青山修子(近藤乳業)
撮影◎小山真司 / SHINJI OYAMA

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