フェルナンデス/国枝慎吾がウッデ/パイファーの3連覇を阻んでグランドスラム初優勝、フェルナンデスは単複2冠 [フレンチ・オープン・車いすの部]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の車いすの部の男子ダブルス決勝で、グスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)/国枝慎吾(ユニクロ)が第1シードで大会2連覇中だったステファン・ウッデ/ニコラ・パイファー(ともにフランス)を2-6 6-2 [10-8]で倒し、同ペアでのグランドスラム初優勝を果たした。試合時間は1時間30分。

 シングルスに第2シードで出場していたフェルナンデスは、この日行われた決勝でゴードン・リード(イギリス)を6-1 6-3で破っており、単複2冠を達成した。

 国枝とフェルナンデスは、今大会が15回目のダブルス出場。グランドスラムは1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)に続いて8大会目だったが、初戦で第2シードのアルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(ともにイギリス)を6-2 7-5で下して同ペアでの初勝利を挙げていた。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会は、男子シングルスで国枝が7度目の優勝、女子シングルスは上地結衣(三井住友銀行)が大会連覇を果たした。男子ダブルスではウッデ/パイファーが2連覇、女子ダブルスはディーダ・デ グロート/アニーク・ファンクォト(ともにオランダ)が制した。

※写真は車いすの部の男子ダブルスで優勝を果たしたグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン/右)と国枝慎吾(ユニクロ/左)
PARIS, FRANCE - JUNE 08: Men's wheelchair doubles winners, Gustavo Fernandez of Argentina and Shingo Kunieda of Japan pose for a photo during Day fourteen of the 2019 French Open at Roland Garros on June 08, 2019 in Paris, France. (Photo by Clive Mason/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles