前年女王ハレプが18歳シフィオンテクの挑戦を45分で退け準々決勝進出 [フレンチ・オープン]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、ディフェンディング・チャンピオンで第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が3日前に18歳の誕生日を迎えたばかりのイガ・シフィオンテク(ポーランド)の挑戦を6-1 6-0で退け、ベスト8に進出した。試合時間は45分。

 全仏に10年連続出場となるハレプは、3度目の決勝だった昨年の大会で悲願のグランドスラム初優勝。決勝では、スローン・スティーブンス(アメリカ)を3-6 6-4 6-1で倒して栄冠をつかんだ。

 両者は今回が初対戦。昨年のウインブルドン・ジュニアを制し、今シーズンからツアーレベルの大会に出場し始めたシフィオンテクは、4月のルガーノ(WTAインターナショナル/クレーコート)で準優勝と躍進した。

 今大会でのハレプは、1回戦でアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-2 3-6 6-1で、2回戦でマグダ・リネッテ(ポーランド)を6-4 5-7 6-3で、3回戦では第27シードのレシヤ・ツレンコ(ウクライナ)を6-2 6-1で破って16強入りを決めていた。

 ハレプは準々決勝で、17歳のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)と予選から勝ち上がってきたアリョーナ・ボルソバ(スペイン)の勝者と対戦する。

※写真は4回戦で対戦したシモナ・ハレプ(ルーマニア/右)とイガ・シフィオンテク(ポーランド/左)
PARIS, FRANCE - JUNE 03: Simona Halep of Romania shakes hands with Iga Swiatek of Poland after their ladies singles fourth round match during Day nine of the 2019 French Open at Roland Garros on June 03, 2019 in Paris, France. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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