2019-05-30

記録

トップシードの大坂なおみが2試合連続1セットダウンからの逆転勝利で3回戦へ [フレンチ・オープン]

今年ふたつ目のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月26日~6月9日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、第1シードの大坂なおみ(日清食品)がビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)との新旧ナンバーワン対決を4-6 7-5 6-3で制し、3回戦に進出した。試合時間は2時間50分。

 全仏に4年連続出場となる大坂は、2度の3回戦進出(2016年、18年)がこれまでの最高成績。昨年は3回戦で、マディソン・キーズ(アメリカ)に1-6 6-7(7)で敗れていた。

 この結果で大坂は、アザレンカとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。初対戦だった2016年1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の3回戦はアザレンカが6-1 6-1で、昨年5月のローマ(WTAプレミア5/クレーコート)の1回戦では大坂が6-0 6-3で勝っていた。

 大坂は次のラウンドで、第29シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)を7-6(5) 6-7(8) 6-3で破って勝ち上がったカテリーナ・シニアコバ(チェコ)と対戦する。

 また、ともに17歳のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)とイガ・シフィオンテク(ポーランド)は、シード選手をストレートセットで倒した。

 アニシモワが第11シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-4 6-2で、シフィオンテクは第16シードのワン・チャン(中国)を6-3 6-0で破っての勝ち上がり。

 サバレンカは1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の3回戦でもアニシモワと対戦し、3-6 2-6で敗れていた。

 そのほかの試合では、第8シードのアシュリー・バーティ(オーストラリア)、第15シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)、ソフィア・ケネン(アメリカ)、エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)、予選勝者のアリョーナ・ボルソバ ザドイノフ(スペイン)が2回戦を突破した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

女子シングルス2回戦|主な試合結果

○1大坂なおみ(日本/日清食品)[1] 4-6 7-5 6-3 ●4ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)

○6カテリーナ・シニアコバ(チェコ)7-6(5) 6-7(8) 6-3 ●8マリア・サカーリ(ギリシャ)[29]

○22ソフィア・ケネン(アメリカ)不戦勝 ●24ビアンカ・アンドレスク(カナダ)[22]

------

○32アシュリー・バーティ(オーストラリア)[8] 7-5 6-1 ●29ダニエル・コリンズ(アメリカ)

○45イガ・シフィオンテク(ポーランド)6-3 6-0 ●48ワン・チャン(中国)[16]

○51アマンダ・アニシモワ(アメリカ)6-4 6-2 ●49アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[11]

------

○58エカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)3-6 6-1 6-4 ●60サマンサ・ストーサー(オーストラリア)

○61アリョーナ・ボルソバ(スペイン)[Q] 7-6(5) 7-6(3) ●63ソラナ・シルステア(ルーマニア)

○81ベリンダ・ベンチッチ(スイス)[15] 4-6 6-4 6-4 ●83ラウラ・シグムンド(ドイツ)

※写真は大坂なおみ(日清食品)
PARIS, FRANCE - MAY 30: Naomi Osaka of Japan celebrates victory during her ladies singles second round match against Victoria Azarenka of Belarus during Day five of the 2019 French Open at Roland Garros on May 30, 2019 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles