17歳のカジュール・アンジュがダブルスでITFツアー初優勝 [W15イラクリオン]

ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「第14回 リットー ビーチITFワールドツアー」(ITFワールドテニスツアーW15/ギリシャ・イラクリオン/5月20~26日/賞金総額1.5万ドル/クレーコート)のダブルス決勝で、第3シードのカジュール・アンジュ(橋本総業ホールディングス)/ラウラ・マルニアコバ(スロバキア)が第1シードのユリア・キメルマン(ドイツ)/ノア・リャオウ ア フォン(オランダ)を6-4 6-2で破り、優勝を果たした。試合時間は1時間14分。

 17歳のカジュールがITFツアーでタイトルを獲得したのは、単複を通して今回が初となる。

 今大会でのカジュール/マルニアコバは、1回戦でエレナ・マリギナ(エストニア)/ジャクリーン・ニランダー アルテリウス(スウェーデン)に3-6 6-4 [10-8]で競り勝ち、準々決勝はダリヤ・アスタホワ(ロシア)/オレクサンドラ・オリニコバ(クロアチア)の棄権による不戦勝で勝ち上がり、準決勝ではフィオナ・ガンツ(スイス)/タマラ・マレセビッチ(セルビア)を6-4 5-7 [10-5]で下して決勝進出を決めていた。

 シングルスに第8シードで出場していたカジュールは、2回戦で予選勝者のマイリス・ブーグラ(フランス)に2-6 6-3 2-6で敗れていた。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者

日本人選手の結果

シングルス2回戦

●25カジュール・アンジュ(橋本総業ホールディングス)[8] 2-6 6-3 2-6 ○28マイリス・ブーグラ(フランス)[Q]

シングルス1回戦

○25カジュール・アンジュ(橋本総業ホールディングス)[8] 7-6(5) 6-0 ●26ジュリタ・ザーナー(スウェーデン)

ダブルス決勝

○12カジュール・アンジュ/ラウラ・マルニアコバ(橋本総業ホールディングス/スロバキア)[3] 6-4 6-2 ●1ユリア・キメルマン/ノア・リャオウ ア フォン(ドイツ/オランダ)[1]

ダブルス準決勝

○12カジュール・アンジュ/ラウラ・マルニアコバ(橋本総業ホールディングス/スロバキア)[3] 6-4 5-7 [10-5] ●14フィオナ・ガンツ/タマラ・マレセビッチ(スイス/セルビア)

ダブルス準々決勝

○12カジュール・アンジュ/ラウラ・マルニアコバ(橋本総業ホールディングス/スロバキア)[3] 不戦勝 ●10ダリヤ・アスタホワ/オレクサンドラ・オリニコバ(ロシア/クロアチア)

ダブルス1回戦

○12カジュール・アンジュ/ラウラ・マルニアコバ(橋本総業ホールディングス/スロバキア)[3] 3-6 6-4 [10-8] ●11エレナ・マリギナ/ジャクリーン・ニランダー アルテリウス(エストニア/スウェーデン)

※写真は昨年の全日本選手権でのカジュール・アンジュ(橋本総業ホールディングス)
撮影◎江見洋子 / YOKO EMI

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