第1シードのズベレフがまず1勝、ディミトロフは敗退 [エリック・ストゥルザ銀行 ジュネーブ・オープン]

スイス・ジュネーブで開催されている「エリック・ストゥルザ銀行 ジュネーブ・オープン」(ATP250/5月19~25日/賞金総額58万6140ユーロ/クレーコート)のシングルス2回戦で、第1シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がエルネスツ・グルビス(ラトビア)を6-2 6-1で下し、準々決勝に駒を進めた。1回戦がBYE(免除)のズベレフは、これが初戦だった。

 2019年初タイトルを目指している世界ランク5位のズベレフは、同80位のグルビスに対して直面した9つのブレ―クポイントのうち8本をセーブした。

 また、元世界3位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)はすべての本戦ワイルドカード(主催者推薦枠)が与えられたあとに出場を申し込んだため、本戦入りするのに2つの予選ラウンドを潜り抜けなければならなかった。しかし彼はその甲斐もなく、1回戦でフェデリコ・デルボニス(アルゼンチン)に6-1 4-6 2-6で敗れることになった。

 肩の故障のあとランキングを47位にまで落としたディミトロフは、デルボニスに与えた5つのブレークポイントのすべてをものにすることを許してしまった。

 やはり予選を勝ち上がった世界57位のダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)は1回戦を戦い、ワイルドカードで出場したフェリシアーノ・ロペス(スペイン)を6-7(2) 6-4 7-5で破った。ジュムホールは水曜日の2回戦で、第2シードのスタン・ワウリンカ(スイス)と対戦する。

 第6シードのアドリアン・マナリノ(フランス)はアルベルト・ラモス ビノラス(スペイン)に7-6(2) 3-6 2-6で敗れた。

 ここジュネーブとリヨンの大会は、フレンチ・オープン前にクレーの感触をつかむための男子の最後の前哨戦となっている。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、5月6日撮影
MADRID, SPAIN - MAY 6: Mutua Madrid Open Grigor Dimitrov during the match between Mutua Madrid Open Masters v day 1 on May 6, 2019 in Madrid Spain (Photo by David S. Bustamante/Soccrates/Getty Images)

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