若手ふたりに伏兵ポスピショル、16強に3人のカナダ勢 [USオープン]

今年ふたつ目となるグランドスラム「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月31日~9月13日/ハードコート)の大会6日目は、ボトムハーフの男女シングルス3回戦と男女ダブルス2回戦が行われた。

 20歳ながら第15シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)と21歳で第12シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)の若手ふたりは、周りの皆から大きな期待を受けている。そしてこのふたりは、ニューヨークでまだ勝ち残っている。

USオープン2020|トーナメント表

 しかし、もうひとりのカナダ人であるバセック・ポスピショル(カナダ)についてはどうだろうか? 彼は30歳で世界ランク94位に付けており、フラッシングメドウにやってきたときには2月を最後に公式戦でプレーしていない状態だった。

「正直に言うと、僕自身多くを期待してはいなかったよ」とポスピショルは明かした。

 ところが今やポスピショルは第8シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を7-5 2-6 4-6 6-3 6-2で倒し、9度目の出場で同大会での自己最高をさらに更新して4回戦に進出したのだ。これは2日前、彼が同胞である第25シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を破ったのに続く殊勲だった。

 ポスピショルは腹筋と腿の筋肉に問題を抱えているが、何とか踏みこたえた。

「僕は以前よりもずっと成熟し、自分のエネルギーをよりうまく使えるようになっている」とポスピショルは自己分析した。彼は2014年ウインブルドンで、ジャック・ソック(アメリカ)と組んで臨んだ男子ダブルスのタイトルを獲得した実績を持つ。

「年齢を重ねるにつれ、物事をよりよく理解できるようになるんだよ」

 世界ナンバーのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が男子テニスプレーヤーのための新しい協会を設立するサポートをしているポスピショルは、次に第21シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)に勝てばキャリア2度目のグランドスラム8強入りを決めることができる。(APライター◎ハワード・フェンドリック/構成◎テニスマガジン)

※写真はバセック・ポスピショル(カナダ)
NEW YORK, NEW YORK - SEPTEMBER 05: Vasek Pospisil of Canada returns a shot during his Men's Singles third round match against Roberto Bautista Agut of Spain on Day Six of the 2020 US Open at USTA Billie Jean King National Tennis Center on September 05, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Al Bello/Getty Images)

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