大坂なおみが8強入りで世界ナンバーワンの座を死守、ハレプは初戦敗退 [BNLイタリア国際]

WTAツアー公式戦の「BNLイタリア国際」(WTAプレミア5/イタリア・ローマ/5月13~19日/賞金総額345万2538ドル/クレーコート)の女子シングルス3回戦で、第1シードの大坂なおみ(日清食品)がミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)を6-3 6-3で退け、ベスト8に進出した。

 これに先立ち大坂は、彼女にとって初戦となる2回戦でドミニカ・チブルコバ(スロバキア)を6-3 6-3で破っていた。

 彼女は準々決勝で、先週のマドリッドで優勝した第6シードのキキ・バーテンズ(オランダ)と対戦する。バーテンズはラッキールーザーから勝ち上がった17歳のアマンダ・アニシモワ(アメリカ)に6-2 4-6 7-5と競り勝ったあと、カルラ・スアレス ナバロ(スペイン)を6-4 1-6 6-3で倒した。

 19歳のマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)は2回戦で第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)に2-6 7-5 6-3で逆転勝ちし、ハレプに対する今年2勝目を記録した。

 過去2シーズン連続でローマの決勝に進出していたハレプは、フレンチ・オープンでタイトルを防衛するための準備を進めている。ハレプは第3セットの出だしにメディカル・タイムアウトを取り、左脚に治療を受けた。

「ちょっとしたケガよ。数日もあればよくなるわ」とハレプはコメントした。

「私はそう確信している」

 そのあと3回戦でダリア・カサキナ(ロシア)を7-5 2-6 6-2で下したボンドルソバは、ジョハナ・コンタ(イギリス)に対する準々決勝に勝ち進んだ。コンタはこの日、ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を6-2 6-4で退けた。

 そのほか、第4シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、ワイルドカード(主催者推薦)のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)、予選勝者のマリア・サカーリ(ギリシャ)とクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)が勝ち上がり、ベスト8が出揃った。

 準々決勝では、プリスコバがアザレンカと、サカーリはムラデノビッチと対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は大坂なおみ(日清食品)
ROME, ITALY - MAY 16: Naomi Osaka of Japan plays a backhand against Mihaela Buzarnescu of Romania in their Women's Singles Round of 16 match during Day Five of the International BNL d'Italia at Foro Italico on May 16, 2019 in Rome, Italy. (Photo by Adam Pretty/Getty Images)

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