ワトソンがディアスとのトップ2シード対決を制して単複2冠 [福岡国際女子]
ITF(国際テニス連盟)の女子ツアー下部大会「福岡国際女子テニス」(ITFワールドテニスツアーW60/福岡県福岡市・博多の森テニス競技場/5月6~12日/賞金総額6万ドル/砂入り人工芝コート)の大会最終日に行われたシングルス決勝で、第2シードのヘザー・ワトソン(イギリス)が第1シードのザリナ・ディアス(カザフスタン)とのトップ2シード対決を7-6(1) 7-6(4)で制し、優勝を果たした。試合時間は1時間47分。
26歳のワトソンがシングルスでタイトルを獲得したのは2016年3月のモンテレイ(WTAインターナショナル/ハードコート)以来で、ITFツアーではこれが通算6勝目となる。
この結果でワトソンは、ディアスとのジュニア時代からの対戦成績を3勝1敗とした。昨年は9月に北京(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の予選で対戦し、ディアスが6-0 6-3で勝っていた。
今大会でのワトソンは、1回戦で予選勝者の坂詰姫野(橋本総業ホールディングス)を6-2 6-1で、2回戦で予選勝者のレオニー・キュング(スイス)を6-2 6-4で、準々決勝では第5シードのリャン・エンシュオ(台湾)を6-2 6-2で破り、準決勝は第4シードのクリスティ・アン(アメリカ)の第2セット途中棄権で決勝進出を決めていた。
ナオミ・ブローディ(イギリス)とのコンビで第1シードだったダブルスを制したワトソンは、単複2冠を達成した。
シングルス決勝
○32ヘザー・ワトソン(イギリス)[2] 7-6(1) 7-6(4) ●1ザリナ・ディアス(カザフスタン)[1]
※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位
※写真はシングルス優勝のヘザー・ワトソン(イギリス/右)と準優勝のザリナ・ディアス(カザフスタン/左)
写真提供◎福岡国際女子テニス事務局
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