ハレプが世界1位奪回に王手、バーテンズは2年連続決勝進出 [ムトゥア・マドリッド・オープン]

WTAツアー公式戦の「ムトゥア・マドリッド・オープン」(WTAプレミア・マンダトリー/スペイン・マドリッド/5月4~11日/賞金総額702万1128ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)がノーシードのべリンダ・ベンチッチ(スイス)を6-2 6-7(2) 6-0で倒し、2017年以来2年ぶりで決勝に戻ってきた。

 フレンチ・オープン優勝者のハレプは、決勝で勝てば大坂なおみ(日清食品)を追い抜いて世界ナンバーワンに返り咲くことができる。

「それについては考えたくないわ。私にとってより重要なのは世界1位になることではなく、ここで優勝杯を勝ち獲ることなの」と世界ランク3位のハレプはコメントした。

「数字やランキングより、タイトルの方がいいわ。だから私のゴールは決勝でプレーし、トロフィーを勝ち獲ることよ」

 彼女は決勝で、昨年の準優勝者で第7シードのキキ・バーテンズ(オランダ)と対戦する。バーテンズはもうひとつの準決勝で、第8シードのスローン・スティーブンス(アメリカ)を6-2 7-5で倒して勝ち上がった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はシモナ・ハレプ(ルーマニア)
MADRID, SPAIN - MAY 10: Simona Halep of Romania celebrates victory during her ladies singles semi-final match against Belinda Bencic of Switzerlandduring day seven of the Mutua Madrid Open at La Caja Magica on May 10, 2019 in Madrid, Spain. (Photo by Alex Pantling/Getty Images)

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