21歳タイヒマンが予選から8連勝でWTAツアー初優勝 [J&T銀行プラハ・オープン]

WTAツアー公式戦の「J&T銀行プラハ・オープン」(WTAインターナショナル/チェコ・プラハ/4月29日~5月4日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス決勝で、ジル・タイヒマン(スイス)がカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を7-6(5) 3-6 6-4で倒し、WTAツアー初タイトルを獲得した。

 第1セットでのタイヒマンは6-5から3つのセットポイントを無駄にしてしまったが、タイブレークでは優勢を保ってセットを先取することに成功。ムチョバは第2セットで先にブレークを果たして4-2とリードし、最後の自分のサービスゲームをエースで締めくくった。

 21歳のタイヒマンは最終セットで一時0-2とリードされ、2-2に追いついてからもふたたびブレークされて2-3とされたが、再度巻き返すと最初のマッチポイントをものにして勝利をもぎ取った。

 ツアーレベルでの決勝進出が初めての者同士が優勝を争ったのは、昨年7月以来のことだった。

 予選から勝ち上がった世界ランク146位のタイヒマンとワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した同106位のムチョバは、月曜日にランキングが更新される際に初めてのトップ100入りを果たすことになる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は昨年のUSオープンでのジル・タイヒマン(スイス)
NEW YORK, NY - AUGUST 29: Jil Teichmann of Switzerland returns the ball during her women's singles second round match against Kaia Kanepi of Estonia on Day Three of the 2018 US Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 29, 2018 in the Flushing neighborhood of the Queens borough of New York City. (Photo by Elsa/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles