勢い止まらず、シフィオンテクが10代女王まであと1勝と迫る [フレンチ・オープン]

今年最後のグランドスラム「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦9月27日~10月11日/クレーコート)の女子シングルス準決勝で、イガ・シフィオンテク(ポーランド)が予選から勝ち上がってきたナディア・ポドロスカ(アルゼンチン)を6-2 6-1で退け、10代チャンピオン誕生まであと1勝と迫った。試合時間は1時間10分。

 ロラン・ギャロスに2年連続出場となる19歳のシフィオンテクは、初参戦だった昨年の大会でベスト16に進出。4回戦では大会連覇を目指していたシモナ・ハレプ(ルーマニア)と対戦し、1-6 0-6で敗れていた。

フレンチ・オープン2020|トーナメント表

 両者は今回が初対戦。今回が6度目のグランドスラム参戦となる23歳のポドロスカは、初挑戦で予選を突破して1回戦で敗れた2016年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来となる本戦の舞台だったが予選からマッチ8連勝で勝ち上がっていた。

 今大会でのシフィオンテクは、1回戦で前年の準優勝者で第15シードのマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を6-1 6-2で、2回戦でシェイ・スーウェイ(台湾)を6-1 6-4で、3回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したユージェニー・ブシャール(カナダ)を6-3 6-2で、4回戦で第1シードのハレプを6-1 6-2で、準々決勝では予選勝者のマルチナ・トレビザン(イタリア)を6-3 6-1で破って4強入りを決めていた。

 シフィオンテクは決勝で、第4シードのソフィア・ケニン(アメリカ)と第7シードのペトラ・クビトバ(チェコ)の勝者と対戦する。(テニスマガジン)

※写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)
PARIS, FRANCE - OCTOBER 08: Iga Swiatek of Poland celebrates after winning match point during her Women's Singles semifinals match against Nadia Podoroska of Argentina on day twelve of the 2020 French Open at Roland Garros on October 08, 2020 in Paris, France. (Photo by Julian Finney/Getty Images)

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