23歳サカーリがコンタを下してWTAツアー初優勝 [SAR La ラーラ・メリヤム王女グランプリ]

WTAツアー公式戦の「SAR La ラーラ・メリヤム王女グランプリ」(WTAインターナショナル/モロッコ・ラバト/4月29日~5月4日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス決勝で、第6シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)が第7シードのジョハナ・コンタ(イギリス)を2-4 6-4 6-1で倒して優勝を果たした。試合時間は1時間57分。

 昨年8月のサンノゼ(WTAプレミア/ハードコート)以来となる2度目のWTAツアー決勝をプレーした23歳のサカーリは、初タイトルを獲得した。

 この結果でサカーリは、3度目の対戦でコンタから初勝利を挙げた。今シーズンは2月にフェドカップのヨーロッパ・アフリカグループ1部(イギリス・バース/室内ハードコート)で対戦し、コンタが4-6 6-2 6-3で勝っていた。クレーコートでの対戦は、今回が初めてだった。

 今大会でのサカーリは、1回戦で予選勝者のオルガ・ダニロビッチ(セルビア)を6-0 6-2で、2回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のイザベラ・シニコバ(ブルガリア)を6-4 6-4で、準々決勝で前年覇者で第1シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を6-4 7-6(2)で、準決勝では第8シードのアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)を6-4 6-4で下して決勝進出を決めていた。

 27歳のコンタはツアー3勝を挙げており、3度準優勝した実績を持っているが、クレーコートでは初の決勝だった。

※写真はオーストラリアン・オープンでのマリア・サカーリ(ギリシャ)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 16: Maria Sakkari of Greece plays a forehand in her second round match against Astra Sharma of Australia during day three of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 16, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Michael Dodge/Getty Images)

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