コンタがクレーコートで初の決勝進出、サカーリはツアー初優勝に王手 [SAR La ラーラ・メリヤム王女グランプリ]

WTAツアー公式戦の「SAR La ラーラ・メリヤム王女グランプリ」(WTAインターナショナル/モロッコ・ラバト/4月29日~5月4日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス準決勝が行われ、第6シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)と第7シードのジョハナ・コンタ(イギリス)が決勝に勝ち進んだ。

 サカーリが第8シードのアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)を6-4 6-4で、コンタは前年の準優勝者で第4シードのアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を6-2 7-6(7)で下しての勝ち上がり。

 昨年8月のサンノゼ(WTAプレミア/ハードコート)以来となる2度目のWTAツアー決勝に臨む23歳のサカーリは、初タイトル獲得を目指している。

 27歳のコンタはツアー3勝を挙げており、3度準優勝した実績を持っているが、クレーコートでは初の決勝となる。

 決勝で対戦する両者の過去の対戦成績は2勝0敗でコンタがリードしているが、クレーコートでは今回が初対戦となる。今シーズンは2月にフェドカップのヨーロッパ・アフリカグループ1部(イギリス・バース/室内ハードコート)で対戦し、コンタが4-6 6-2 6-3で勝っている。

 ダブルスは決勝が行われ、第1シードのマリア ホセ・マルチネス サンチェス/サラ・ソリベス トルモ(ともにスペイン)がジョルジーナ・ガルシア ペレス(スペイン)/オクサーナ・カラシニコワ(ジョージア)を7-5 6-1で倒して優勝を果たした。

※写真は昨年のフレンチ・オープンでのジョハナ・コンタ(イギリス)
PARIS, FRANCE - MAY 27: Johanna Konta of Great Britain plays a forehand during her ladies singles first round match against Yulia Putintseva of Kazhakstan during day one of the 2018 French Open at Roland Garros on May 27, 2018 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)

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