マルティッチがWTAツアー初タイトルを獲得、19歳ボンドルソバは今季2度目の準優勝 [TEB BNPパリバ・イスタンブール・カップ]

WTAツアー公式戦の「TEB BNPパリバ・イスタンブール・カップ」(WTAインターナショナル/トルコ・イスタンブール/4月22~28日/賞金総額25万ドル/クレーコート)のシングルス決勝で、第6シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)がマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)を1-6 6-4 6-1で倒してWTAツアー初優勝を果たした。試合時間は1時間49分。

 今大会は第1シードのカルラ・スアレス ナバロ(スペイン)と第2シードのミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)を含め、マルティッチ以外のシード選手がすべて初戦で敗れていた。

 28歳のマルティッチは過去にシングルスで2度、ダブルスでは4度ツアーの決勝に進出したが、いずれも準優勝に終わっていた。

 この結果でマルティッチは、ボンドルソバとの対戦成績を4勝0敗とした。今シーズンは1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の2回戦で対戦し、マルティッチが6-4 7-5で勝っていた。クレーコートでの対戦は、今回が初めてだった。

 今大会でのマルティッチは、1回戦でタマラ・ジダンセク(スロベニア)を3-6 6-1 6-3で、2回戦で予選勝者のアナ・ボグダン(ルーマニア)を4-6 7-5 6-3で、準々決勝ではクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)を7-6(4) 4-6 7-6(2)で破り、準決勝はマルガリータ・ガスパリアン(ロシア)の途中棄権で決勝進出を決めていた。

 今年2月にブダペスト(WTAインターナショナル/クレーコート)の決勝でアリソン・バン ウィトバンク(ベルギー)に敗れた19歳のボンドルソバは、2017年4月のビール(WTAインターナショナル/室内ハードコート)に続くツアー2勝目を目指していた。

 ダブルス決勝も行われ、第1シードのティメア・バボス(ハンガリー)/ムラデノビッチがアレクサ・グラーチ(チリ)/サブリナ・サンタマリア(アメリカ)を6-1 6-0で下して大会を制した。

※写真は昨年のマドリッドの大会でのペトラ・マルティッチ(クロアチア)
MADRID, SPAIN - MAY 07: Petra Martic of Croatia returns a shot to Caroline Garcia of France during the 2nd Round of day three of the Mutua Madrid Open tennis tournament at the Caja Magica on May 7, 2018 in Madrid, Spain.(Photo by Denis Doyle/Getty Images)

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