大坂なおみは腹筋のケガで棄権、コンタベイトが今季初の決勝進出 [ポルシェ・テニス・グランプリ]

WTAツアー公式戦の「ポルシェ・テニス・グランプリ」(WTAプレミア/ドイツ・シュツットガルト/4月22~28日/賞金総額88万6077ドル/室内クレーコート)のシングルス準決勝で第8シードのアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦予定だった第1シードの大坂なおみ(日清食品)は、腹筋のケガで棄権した。

 シュツットガルトに2年ぶり3度目の出場となった大坂は、クレーコートの大会に今季初参戦。前回出場した2017年は初めて予選を突破し、1回戦でジョハナ・コンタ(イギリス)に6-7(5) 6-3 1-6で敗れていた。

 今大会での大坂は、初戦となった2回戦でシェイ・スーウェイ(台湾)を6-4 6-3で、準々決勝ではドナ・ベキッチ(クロアチア)を6-3 4-6 7-6(4)で破って4強入りを決めていた。

 両者の過去の対戦成績は、大坂が3勝0敗でリードしていた。前回の対戦は昨年2月のドバイ(WTAプレミア/ハードコート)の2回戦で、大坂が6-2 7-6(5)で勝っていた。

 2018年シーズンの大坂は、3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でツアー初優勝を果たし、9月にはUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)で日本テニス史上初めてシングルスでグランドスラムのタイトルを獲得。今年1月にはオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)でグランドスラム2大会連続制覇の偉業を達成し、世界ナンバーワンの座に就いた。

 コンタベイトは決勝で、第3シードのペトラ・クビトバ(チェコ)と第6シードのキキ・バーテンズ(オランダ)の勝者と対戦する。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
STUTTGART, GERMANY - APRIL 27: Naomi Osaka of Japan attends a press conference during day 6 of the Porsche Tennis Grand Prix at Porsche-Arena on April 27, 2019 in Stuttgart, Germany. Osaka withdrew from her semifinal against Anett Konaveit of Estonia due to a injury. (Photo by Alex Grimm/Getty Images)

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