ITF（国際テニス連盟）の女子ツアー下部大会「第17回 甲府国際オープンテニス」（ITFワールドテニスツアーW25／山梨県甲府市・山梨学院横根テニス場／3月18～24日／賞金総額2.5万ドル／ハードコート）の大会3日目は、女子シングルス1回戦残り10試合と女子ダブルス1回戦残り2試合が行われた。

　シングルスの日本勢は、日比万葉（グラムスリー）と予選勝者の今西美晴（島津製作所）が2回戦に駒を進めたが、ワイルドカード（主催者推薦枠）で出場した瀬間詠里花（橋本総業ホールディングス）はジュリア・ガット モンティコーネ（イタリア）に6-2 5-7 4-6で敗れた。

　また、前年覇者で第1シードのルクシカ・クンクン（タイ）が前週の西多摩（ITF2.5万ドル／ハードコート）を制した15歳のダリア・ロパテツカヤ（ウクライナ）に5-7 4-6で敗れるなど、この日登場したシード勢3人は初戦で姿を消した。

　ダブルスでは、第4シードのアンキタ・レイナ（インド）／エミリー・ウェブリー スミス（イギリス）がワイルドカードのファトマ・アル ナバニ（オマーン）／マリア・グティエレス カラスコ（スペイン）を6-4 6-4で、ワイルドカードの松本安莉／西里夏子（ともに山梨学院大学）は本玉真唯（フリー）／森崎可南子（筑波大学）を6-3 4-6 [10-2]で破り、ベスト8が出揃った。

　3月21日(木)からは10時00分から女子シングルス2回戦8試合、12時30分以降に女子ダブルス準々決勝4試合が行われる予定。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位、WCはワイルドカード（主催者推薦枠）、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー、SEはスペシャル・イグザンプト、ITFはITFランキング上位枠、Altは繰り上がり出場

女子シングルス1回戦

○2ダリア・ロパテツカヤ（ウクライナ）[SE] 7-5 6-4 ●1ルクシカ・クンクン（タイ）[1]

○5リー・フアチェン（台湾）[ITF] 6-1 6-0 ●6キャサリン・セボフ（カナダ）

○13ジュリア・ガット モンティコーネ（イタリア）2-6 7-5 6-4 ●14瀬間詠里花（橋本総業ホールディングス）[WC]

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○15サンドラ・サミール（エジプト）[ITF] 1-6 7-5 7-6(5) ●16バレンティーニ・グラマティコプーロウ（ギリシャ）[5]

○19日比万葉（グラムスリー）6-0 4-6 6-2 ●20ジョディー アンナ・バレージ（イギリス）[Q]

○21ガブリエラ・テイラー（イギリス）7-6(3) 4-6 6-4 ●22ヌニダ・ルアンナム（タイ）[ITF]

○23ステファニー・バグナー（ドイツ）[Q] 6-1 6-1 ●24ハン・シンユン（中国）[3]

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○28ルー・ジンジン（中国）[Q] 3-6 6-3 6-1 ●27シュン・ファンイン（中国）

○29テッサ・アンドリアンジャフィトリモ（フランス）[Q] 6-7(1) 7-5 6-4 ●30エミナ・ベクタス（アメリカ）[Q]

○31今西美晴（島津製作所）[Q] 6-3 6-0 ●32タラ・ムーア（イギリス）[LL]

女子ダブルス1回戦

○12アンキタ・レイナ／エミリー・ウェブリー スミス（インド／イギリス）[4] 6-4 6-4 ●11ファトマ・アル ナバニ／マリア・グティエレス カラスコ（オマーン／スペイン）[WC]

○13松本安莉／西里夏子（山梨学院大学）[WC] 6-3 4-6 [10-2] ●14本玉真唯／森崎可南子（フリー／筑波大学）[Alt]

※写真はシングルス2回戦に進出した日比万葉（グラムスリー）
写真提供◎甲府国際オープン大会事務局
撮影◎渡辺純一