世界2位のクビトバが準々決勝でベキッチに敗れる番狂わせ [サンクトペテルブルク・レディース・トロフィー]

「サンクトペテルブルク・レディース・トロフィー」(ロシア・サンクトペテルブルク/1月28日~2月3日/賞金総額25万ドル/室内ハードコート)のシングルス準々決勝で、オーストラリアン・オープン準優勝者で第1シードのペトラ・クビトバ(チェコ)が自らのサービスの調子に苦しみ、第8シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)に4-6 1-6で敗れて大会から姿を消した。

 前年度覇者で世界ランク2位のクビトバは、ファーストサービスを48%しか入れることができず、6本のダブルフォールトを犯し、サービスゲームを5度ブレークされた。

 オーストラリアン・オープン決勝で大坂なおみ(日清食品)に敗れたクビトバはこの日、ここ24日で14試合目をプレーしているところだった。反対に、メルボルンで早めに敗れたベキッチにとって、これは同じ期間での5試合目だった。

 ベキッチは次の準決勝で、元世界2位のベラ・ズボナレワ(ロシア)と対戦する。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したズボナレワは、第3シードのダリア・カサキナ(ロシア)を6-3 7-6(3)で倒した。

 世界12位のカサキナは4連敗に続き、ここのシングルスではマリア・シャラポワ(ロシア)が故障で棄権したことによる不戦勝で、今年になってまだ1試合にも勝てていない。

 第4シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)は予選から勝ち上がったエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)を6-3 6-4で倒し、ベスト4進出を決めた。サバレンカは準決勝で、第2シードのキキ・バーテンズ(オランダ)と対戦する。

 バーテンズは、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-2 3-6 6-0で退けた。これはオーストラリアン・オープン2回戦と同じカードで、その際にはパブリウチェンコワがバーテンズを倒していた。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はペトラ・クビトバ(チェコ)
ST. PETERSBURG, RUSSIA - FEBRUARY 01: Petra Kvitova of Czech Republic during the St. Petersburg Ladies Trophy-2019 tennis tournament quarter final match in St.Petersburg, Russia, Friday, Feb. 1, 2019. (Photo by Anatoliy Medved/Icon Sportswire via Getty Images)

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