ジョコビッチがナダルから2セット連取で3年ぶりの優勝に王手 [オーストラリアン・オープン]

 今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月14~27日/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)が対戦。第1セットを6-3で先取したジョコビッチが第2セットも6-2で奪い、3年ぶりの優勝に王手をかけた。

 両者の過去の対戦成績は、27勝25敗でジョコビッチがリード。全豪では2012年の決勝で対戦し、ジョコビッチが5-7 6-4 6-2 6-7(5) 7-5で勝っている。5時間53分の死闘は、グランドスラム決勝における史上最長試合となった。

 2018年シーズンジョコビッチは、ウインブルドンとUSオープンを制してグランドスラム通算14勝目を挙げ、全米の前哨戦となるシンシナティ(ATP1000/ハードコート)では初優勝を果たして前人未到の「ゴールデン・マスターズ」(マスターズ9大会全制覇)を達成した。

 全豪に6年連続14回目の出場となる32歳のナダルは、2009年にタイトルを獲得。昨年は準々決勝でマリン・チリッチ(クロアチア)と対戦したが、第5セット途中に左脚の故障でリタイアしていた。

 世界ランク1位のジョコビッチと2位のナダルによる頂上決戦は、ジョコビッチの全豪最多記録更新となる7度目の優勝と、ナダルの「ダブルグランドスラム」(4大大会2回以上制覇)達成がかかる一戦となる。

※写真はノバク・ジョコビッチ(セルビア)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 27: Novak Djokovic of Serbia plays a forehand in his Men's Singles Final match against Rafael Nadal of Spain during day 14 of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 27, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Cameron Spencer/Getty Images)

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