フェルナンデスが2年ぶりの優勝、オルソンは単複2冠ならず [オーストラリアン・オープン・車いすの部]

 今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月14~27日/ハードコート)の車いすの部の男子シングルス決勝で、第2シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)がステファン・オルソン(スウェーデン)を7-5 6-3で下し、2年ぶりの優勝を果たした。試合時間は1時間15分。

 全豪に7年連続出場となった25歳のフェルナンデスは、2017年にタイトルを獲得。2連覇を狙った昨年は、1回戦でニコラ・パイファー(フランス)に6-4 3-6 2-6で敗れていた。

 この結果でフェルナンデスは、オルソンとの対戦成績を10勝10敗のタイに追いついた。昨年は7月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の決勝で対戦し、オルソンが6-2 0-6 6-3で勝っていた。

 今大会でのフェルナンデスは、1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)のベン・ウィークス(オーストラリア)を6-1 6-1で、準決勝ではステファン・ウッデ(フランス)を6-4 5-7 6-1で破って決勝進出を決めていた。

 オルソンはヨアキム・ジェラード(ベルギー)とのペアで第2シードだったダブルスでタイトルを獲得していたが、単複2冠はならなかった。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会では、シングルスで国枝慎吾(ユニクロ)とディーダ・デ グロート(オランダ)が優勝。ダブルスはウッデ/パイファーと上地結衣(エイベックス)/マジョレーン・バイス(オランダ)がタイトルを獲得した。

※写真は車いすの部の男子シングルスで優勝を果たしたグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン/右)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 26: Gustavo Fernandez of Argentina poses with the championship trophy after winning his Men's Wheelchair Singles Final against Stefan Olsson of Sweden during day 13 of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 26, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Mike Owen/Getty Images)

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