ジェラードとオルソンのコンビがグランドスラム初優勝 [オーストラリアン・オープン・車いすの部]

 今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月14~27日/ハードコート)の車いすの部の男子ダブルス決勝で、第2シードのヨアキム・ジェラード(ベルギー)/ステファン・オルソン(スウェーデン)がステファン・ウッデ(フランス)/ベン・ウィークス(オーストラリア)を6-3 6-2で下し、同ペアでのグランドスラム初優勝を果たした。試合時間は59分。

 30歳のジェラードと31歳のオルソンのコンビは、今回がグランドスラム3大会目の出場。昨年のウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)では決勝に進出したが、アルフィー・ヒュウェット/ゴードン・リード(ともにイギリス)に敗れて準優勝に終わっていた。

 今大会でのジェラード/オルソンは、初戦でグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)/国枝慎吾(ユニクロ)を6-2 7-6(4)で破って決勝進出を決めていた。

 オルソンは前日に行われたシングルス準決勝で第1シードの国枝を6-4 3-6 6-3で破っており、単複2冠をかけて第2シードのフェルナンデスと対戦することになっている。

 車いすテニスは男女シングルス各8ドロー、男女ダブルス各4ドローで争われる。

 昨年の大会では、シングルスで国枝とディーダ・デ グロート(オランダ)が優勝。ダブルスはウッデ/ニコラ・パイファー(フランス)と上地結衣(エイベックス)/マジョレーン・バイス(オランダ)がタイトルを獲得した。

※写真はヨアキム・ジェラード(右)/ステファン・オルソン
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 25: Joachim Gerard of Belgium and Stefan Olsson of Sweden pose with the championship trophy after winning their Men's Wheelchair Doubles Final against Stephane Houdet of France and Ben Weekes of Australia during day 12 of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 25, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Darrian Traynor/Getty Images)

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