大坂なおみがスビトリーナから3戦ぶりの勝利でベスト4進出 [オーストラリアン・オープン]

 今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月14~27日/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第4シードの大坂なおみ(日清食品)が第6シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-4 6-1で下し、ベスト4進出を果たした。試合時間は1時間12分。

 グランドスラムで大坂が4強に勝ち進んだのは、優勝を飾った昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)に続いて2度目となる。

 全豪に4年連続出場となる大坂は、昨年の大会で初めてグランドスラムの3回戦を突破。続く4回戦では、シモナ・ハレプ(ルーマニア)に3-6 2-6で敗れていた。

 スビトリーナから3戦ぶりの勝利をつかんだ大坂は、対戦成績を3勝2敗と勝ち越した。全豪では2016年の2回戦で対戦し、大坂が6-4 6-4で勝っていた。

 2017年9月に世界ランク自己最高の3位をマークし、昨年10月にはWTAファイナルズ(シンガポール/室内ハードコート)でキャリア最大のタイトルを獲得したスビトリーナだが、グランドスラムの準々決勝は4戦全敗となった。

 今大会での大坂は、1回戦でマグダ・リネッテ(ポーランド)を6-4 6-2で、2回戦でタマラ・ジダンセク(スロベニア)を6-2 6-4で、3回戦で第28シードのシェイ・スーウェイ(台湾)を5-7 6-4 6-1で、4回戦では第13シードのアナスタシア・セバストワ(ラトビア)を4-6 6-3 6-4で破って初の8強入りを決めていた。

 2018年シーズンの大坂は、3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)でツアー初優勝を果たし、9月にはUSオープンで日本テニス史上初めてシングルスでのグランドスラム制覇の偉業を達成した。

 大坂はグランドスラム2大会連続となる決勝進出をかけて、第7シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)と第16シードのセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)の勝者と対戦する。

※写真は大坂なおみ(日清食品)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 23: Naomi Osaka of Japan celebrates winning match point in her quarter final match against Elina Svitolina of Ukraine during day 10 of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 23, 2019 in Melbourne, Australia.]. (Photo by Quinn Rooney/Getty Images)

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