錦織がカレーニョ ブスタに劇的逆転勝利で準々決勝へ、今大会最長試合を制す [オーストラリアン・オープン]

 今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月14~27日/ハードコート)の男子シングルス4回戦で、第8シードの錦織圭(日清食品)が第23シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)との死闘を6-7(8) 4-6 7-6(4) 6-4 7-6(10-8)で制し、グランドスラムで10度目となるベスト8進出を果たした。試合時間は今大会ここまでの最長となる5時間5分だった。

 全豪に2年ぶり9度目の出場となる錦織は、過去3度(2012年、15~16年)のベスト8がこれまでの最高成績。昨年は右手首のケガからの復帰途上だったため、出場を回避していた。

 両者は今回が初対戦。27歳のカレーニョ ブスタは2017年9月に世界ランク自己最高の10位をマークしており、ATPツアーではツアーでは単複ともに3勝を挙げている。

 今大会での錦織は、1回戦を予選勝者のカミル・マイクシャク(ポーランド)の第5セット途中棄権で勝ち進み、2回戦で39歳のイボ・カルロビッチ(クロアチア)を6-3 7-6(6) 5-7 5-7 7-6(10-7)で、3回戦ではジョアン・ソウザ(ポルトガル)を7-6(6) 6-1 6-2で破って16強入りを決めていた。

 今シーズンの錦織は、開幕戦のブリスベン(ATP250/ハードコート)で約3年ぶりにタイトルを獲得。ツアー決勝での連敗を「9」でストップし、通算12回目の優勝を果たして今大会を迎えている。

 錦織は準々決勝で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と第15シードのダニール・メドべデフ(ロシア)の勝者と対戦する。

※写真は錦織圭(日清食品)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 21: Kei Nishikori of Japan waves to the crowd as he celebrates winning his fourth round match against Pablo Carreno Busta of Spain during day eight of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 21, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Mark Kolbe/Getty Images)

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

Pick up

Ranking of articles