ダニエル太郎がコキナキスの途中棄権で大会初勝利 [オーストラリアン・オープン]

 今年最初のグランドスラム「オーストラリアン・オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月14~27日/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、ダニエル太郎(エイブル)は予選勝者のタナシ・コキナキス(オーストラリア)が第2セット途中で棄権したため初戦を勝ち上がった。

 第1セットをダニエルが5-7で落としたあと、第2セットで4-2とリードした時点でコキナキスがリタイアした。試合時間は1時間32分。

 全豪に6年連続出場となるダニエルは、3度目となる本戦の舞台で初勝利を挙げた。昨年は1回戦で、ジュリアン・ベネトー(フランス)に7-6(6) 6-7(0) 4-6 1-6で敗れていた。

 この結果でダニエルは、コキナキスとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年3月にマイアミ(ATP1000/ハードコート)の予選で初対戦し、コキナキスが7-5 7-5で勝っていた。

 ダニエルは2回戦で、第25シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。シャポバロフは1回戦で、パブロ・アンドゥハル(スペイン)を6-2 6-3 7-6(3)で下しての勝ち上がり。

 ジョン・ミルマン(オーストラリア)とのペアでダブルスにもエントリーしているダニエルは、第10シードのドミニク・イングロット(イギリス)/フランコ・シュクゴール(クロアチア)と初戦で対戦する予定となっている。

※写真は1回戦で対戦したダニエル太郎(エイブル/左)とタナシ・コキナキス(オーストラリア/右)
MELBOURNE, AUSTRALIA - JANUARY 15: Thanasi Kokkinakis of Australia (R) shakes hands with Taro Daniel of Japan after retiring injured in his first round match during day two of the 2019 Australian Open at Melbourne Park on January 15, 2019 in Melbourne, Australia. (Photo by Michael Dodge/Getty Images)

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