錦織がメドベデフをフルセットで振りきり、通算12回目のツアー優勝 [ブリスベン国際]

 2019年シーズン開幕戦のひとつとなる「ブリスベン国際」(ATP250/オーストラリア・ブリスベン/12月31日~1月6日/賞金総額58万9680ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で、第2シードの錦織圭(日清食品)が第4シードのダニール・メドベデフ(ロシア)を6-4 3-6 6-2で倒して優勝を果たした。試合時間は2時間4分。

 ATPツアーで錦織がタイトルを獲得したのは、2016年2月のメンフィス(ATP250/室内ハードコート)以来で通算12回目となる。ツアー決勝での連敗は「9」でストップし、通算の戦績は12勝14敗となった。

 今大会に2年ぶり8度目の出場となった錦織は、前回プレーした2017年の準優勝がこれまでの最高成績だった。そのときの決勝では、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)に2-6 6-2 3-6で敗れていた。

 今週の錦織は、初戦となった2回戦でデニス・クドラ(アメリカ)を7-5 6-2で、準々決勝で第6シードのディミトロフを7-5 7-5で、準決勝ではジェレミー・シャルディ(フランス)を6-2 6-2で破って決勝進出を決めていた。

 この結果で錦織は、メドベデフとの対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。ツアー決勝では昨年10月に東京(ATP500/室内ハードコート)で対戦し、メドベデフが6-2 6-4で勝っていた。

 1年前にシドニー(ATP250/ハードコート)でツアー初優勝を果たした22歳のメドベデフは、8月のウィンストンセーラム(ATP250/ハードコート)と10月の東京を制し、昨年だけで通算3勝を挙げていた。

※写真は錦織圭(日清食品)
BRISBANE, AUSTRALIA - JANUARY 06: Kei Nishikori of Japan celebrates winning the Men’s Finals match against Daniil Medvedev of Russia during day eight of the 2019 Brisbane International at Pat Rafter Arena on January 06, 2019 in Brisbane, Australia. (Photo by Chris Hyde/Getty Images)

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