大坂なおみが2年連続8強入り、イエストレムスカに快勝 [ウェスタン&サザン・オープン]

WTAツアー公式戦の「ウェスタン&サザン・オープン」(WTAプレミア5/アメリカ・ニューヨーク/8月22~28日/賞金総額225万829ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、第4シードの大坂なおみ(日清食品)が第16シードのデヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)を6-3 6-1で退け、ベスト8に進出した。試合時間は1時間10分。

 ウェスタン&サザン・オープンに3年連続4度の出場となる22歳の大坂は、本戦初勝利を挙げた昨年の大会で8強入り。準々決勝でソフィア・ケニン(アメリカ)と対戦したが、第3セット途中でリタイアしていた。

ウェスタン&サザン・オープン2020|PHOTOアルバム

 両者は今回が初対戦。イエストレムスカは20歳にしてすでにWTAツアー3勝を挙げており、今シーズンから大坂のコーチだったサーシャ・バイン氏をチームに迎え入れた。大坂は当初エントリーしていなかったが、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦した。

 今大会での大坂は、初戦となった2回戦でカロリーナ・ムチョバ(チェコ)を6-7(5) 6-4 6-2で破って勝ち上がっていた。

 2020年シーズンの大坂は1月にブリスベン(WTAプレミア/ハードコート)で4強入りしてオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の3回戦でコリ・ガウフ(アメリカ)に敗れたあと、2月にフェドカップのスペイン戦(スペイン・ムルシア/クレーコート)でサラ・ソリベス トルモ(スペイン)に完敗を喫し、5勝3敗の戦績で今大会を迎えている。

 大坂は準々決勝で、第12シードのアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦する。コンタベイトは3回戦で、マリー・ブーズコバ(チェコ)を6-3 6-3で下しての勝ち上がり。(テニスマガジン)

※写真は大坂なおみ(日清食品)
NEW YORK, NEW YORK - AUGUST 25: Naomi Osaka stretches for a ball while playing Dayana Yastremska of Ukraine during the Western & Southern Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 25, 2020 in the Queens borough of New York City. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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