ニクレスクがオスタペンコを倒す番狂わせに成功 [深圳オープン]

 中国・深圳で開催されている「深圳オープン」(WTAインターナショナル/12月30日~1月5日/賞金総額75万ドル/ハードコート)のシングルス1回戦で、 予選を勝ち上がったモニカ・ニクレスク(ルーマニア)が第4シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-0 6-2で倒す番狂わせに成功した。

 世界99位のニクレスクは、2017年フレンチ・オープン・チャンピオンをわずか51分で片付けた。オスタペンコは、第1セットでわずか4ポイントしか取ることができなかった。

「私はここに、早めにやってきたの。実際、私はクリスマスを家で過ごさなかった。飛行機の中で過ごしたのよ」とニクレスクは言った。

「でも、おかげでうまくいっている。今日、センターコートですごくいいプレーができたと思うわ」

 オスタペンコは35本のアンフォーストエラーをおかし、セカンドサービスからの20ポイントのうち2ポイントしか取ることができなかった。

 手にした8回のブレークポイントのうち6回をものにしたニクレスクは、次のラウンドでクリスティーナ・プリスコバ(チェコ)と対戦する。地元のスターでもあるペン・シューアイ(中国)は、プリスコバに対する試合が第3セット3-3となった時点で故障のため棄権を余儀なくされていた。

 予選勝者のベロニカ・クデルメトワ(ロシア)は、2回戦で第8シードのアナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)を6-2 1-6 6-2で倒した。

 クデルメトワは、またも同国対決となる準々決勝で、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したベラ・ズボナレワ(ロシア)と対戦する。ズボナレワは、イバナ・ヨロビッチ(セルビア)を7-5 4-6 6-4で倒した。

 そのほかの2回戦では、アリソン・リスク(アメリカ)がエフゲニア・ロディナ(ロシア)を4-6 6-2 6-3で、ソラナ・シルステア(ルーマニア)はポリーヌ・パルモンティエ(フランス)を6-2 6-2で下し、両者が準々決勝で対戦することになった。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はモニカ・ニクレスク(ルーマニア)
SHENZHEN, CHINA - JANUARY 01: Monica Niculescu of Romania takes selfies with supporters after winning against Jelena Ostapenko of Latvia during Day 3 of the 2019 WTA Shenzhen Open at Shenzhen Longgang Sports Center on January 1, 2019 in Shenzhen, China. (Photo by Zhong Zhi/Getty Images)

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