サカーリが16歳ガウフに勝利、シード勢3人が初戦敗退 [ウェスタン&サザン・オープン]

WTAツアー公式戦の「ウェスタン&サザン・オープン」(WTAプレミア5/アメリカ・ニューヨーク/8月22~28日/賞金総額225万829ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、第13シードのマリア・サカーリ(ギリシャ)が16歳のコリ・ガウフ(アメリカ)を6-1 6-3で倒し、ツアー再開後の初勝利を挙げた。

 グランドスタンドコートのナイトマッチでは、第16シードのデヤナ・イエストレムスカ(ウクライナ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した40歳のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に5-7 6-2 7-5で競り勝った。イエストレムスカは2回戦で、ヘザー・ワトソン(イギリス)を6-1 3-6 6-3で破って勝ち上がったベルナルダ・ペラ(アメリカ)と対戦する。

ウェスタン&サザン・オープン2020|PHOTOアルバム

 この日はほかにもシード勢3人が初戦に臨んだが、第9シードのエレナ・リバキナ(カザフスタン)がエカテリーナ・アレクサンドロワ(ロシア)に5-7 6-7(6)で、第11シードのアリソン・リスク(アメリカ)がアマンダ・アニシモワ(アメリカ)に3-6 3-6で、第15シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)は元世界ランク1位のビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)に2-6 3-6で敗れた。

 またカロリーナ・ムチョバ(チェコ)はアン・リー(アメリカ)を6-4 6-4で下し、第4シードの大坂なおみ(日清食品)との2回戦に駒を進めた。大坂は当初エントリーしていなかったが、ワイルドカードを得て参戦した。

 そのほかの試合では、ベロニカ・クデルメトワ(ロシア)、クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)、アリゼ・コルネ(フランス)が初戦を突破した。

 女子のツアーは男子よりも早く2週間前のパレルモ(WTAインターナショナル/クレーコート)から再開しており、アメリカでの大会は前週のレキシントン(WTAインターナショナル/ハードコート)に続いて2大会目となる。(C)AP(テニスマガジン)

※写真はマリア・サカーリ(ギリシャ)
NEW YORK, NEW YORK - AUGUST 22: Maria Sakkari of Greece celebrates match point against Cori Gauff during the Western & Southern Open at the USTA Billie Jean King National Tennis Center on August 22, 2020 in New York City. (Photo by Matthew Stockman/Getty Images)

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