来年1月にオーストラリア・メルボルンで開催されるグランドスラム大会「オーストラリアン・オープン2019」のプロモーション・イベントが都内で行われ、錦織圭(日清食品)がゲストで登場。大会を放送するWOWOWのテニスナビゲーターを務めるフローラン・ダバディ氏との掛け合いで、大会の魅力を紹介した。

オーストラリアン・オープン(全豪オープン)のセンターコートは、2度(1962、1969年)グランドスラムを達成したオーストラリアの偉人、ロッド・レーバーの名を付け、ロッド・レーバー・アリーナという(写真◎Getty Images)

ダバディ氏「全豪オープンといえば、テニスコートのトゥルー・ブルーが特徴的ですね」

錦織「そうですね、全豪と聞くと、あの青いコートの色が頭に浮かびます。見ている人たちもすごく綺麗に見えるでしょう」

ダバディ氏「相性のいいコート(ナンバー)はありますか?」

錦織「よくプレーするのがハイセンス・アリーナとマーガレット・コートで、あの2面はすごく馴染んでいて、やりやすい感じがあります」

ダバディ氏「(全豪オープンは)日本のファンが多いと感じますか?」

錦織「一番、日本の方が応援に来てくれているということを、試合をしながら感じています。日本の方だけでなく、アジアの方たちのサポートは、ほかのグランドスラムよりも感じますね」

ダバディ氏「近年の(全豪オープンの)思い出は?」

錦織「最近では、負けましたけど(2017年の)フェデラー戦、もう一歩のところまでいきました。ツォンガとも長い試合をプレーして、頭に残っています」

2017年全豪オープン4回戦、対フェデラー戦は7-6(4) 4-6 1-6 6-4 3-6でフェデラーが勝利した(写真◎Getty Images)

2012年全豪オープン4回戦、対ツォンガ戦は2-6 6-2 6-1 3-6 6-3で錦織が勝利(写真◎Getty Images)

ダバディ氏「大会中のオフの日の過ごし方を教えてください」

錦織「街を歩いたり、美味しいご飯屋さんを探したり、遠出はあまりできないので、ゆっくり過ごしています。僕が泊まるホテルの前にはヤラガワがあり、緑も多く、街を歩いているだけでも楽しいです。僕はオーストラリア人の陽気な感じが結構好きで、みんなを見ているだけでもハッピーになります」

ダバディ氏「2019年大会の目標と、ファンへメッセージをお願いします」

錦織「全豪は一番好きなグランドスラム大会で、アジア人代表として、いつか優勝をしたいです。日本から…ちょっと遠いですけどぜひ来てもらって、生で試合を観てもらいたいです」

日本から、アジアから多くのファンが駆けつける全豪オープンは、アジア/パシフィック・オープンでもある(写真◎Getty Images)

※トップ写真は、オーストラリアン・オープンの5つの魅力 [フード/ファミリー/ミュージック/フィルム=ムービー/テニス]を表現したという現代アート(BEASTMAN)の前で、フォトセッションに応じる錦織圭(日本/日清食品)(撮影◎BBM)

オーストラリアン・オープンの5つの魅力

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