コンタベイトがマルティッチとのシード対決を制して決勝進出 [パレルモ女子オープン]

WTAツアー公式戦の「31°パレルモ女子オープン」(WTAインターナショナル/イタリア・パレルモ/8月3~9日/賞金総額22万5000ドル/クレーコート)の女子シングルス準決勝が行われ、第4シードのアネット・コンタベイト(エストニア)とフィオナ・フェロ(フランス)が決勝に駒を進めた。

 コンタベイトが第1シードのペトラ・マルティッチ(クロアチア)を6-2 6-4で下し、フェロは地元選手で唯一勝ち残ったカミラ・ジョルジ(イタリア)に2-6 6-2 7-5で競り勝った。

31°パレルモ女子オープン|PHOTOアルバム

 決勝で対戦する両者のジュニア時代からの対戦成績は2勝0敗でコンタベイトがリードしているが、ツアーレベルでは初顔合わせとなる。初対戦だった2013年7月のウインブルドン・ジュニア(イギリス・ロンドン/グラスコート)の2回戦は6-1 6-1で、2016年10月のポワティエ(ITF10万ドル/室内ハードコート)の2回戦では7-5 6-7(6) 6-2で、いずれもコンタベイトが勝っている。

 今回のパレルモ女子オープンは新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックに強いられた5ヵ月の休止に続く、男女合わせてツアーレベルの公式戦再開を記念する大会となった。

 1500人収容のスタジアムコートには人数を制限されているが観客が入ることを許可しており、ソーシャルディスタンスの措置に従わなくてならない。またプレーヤーにも自分のタオルは自分で扱う、対戦相手と握手しない、ファンにサインしたり一緒に写真撮影したりといったファンサービスは行わない等の厳格なルールが課せられている。(テニスマガジン)

※写真はアネット・コンタベイト(エストニア/左)とペトラ・マルティッチ(クロアチア)
PALERMO, ITALY - AUGUST 08: Anett Kontaveit of Estonia touches racket with Petra Martic of Croatia after winning the match during 31st Palermo Ladies Open - Semi Finals on August 08, 2020 in Palermo, Italy. (Photo by Tullio M. Puglia/Getty Images)

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